2024.03.14

学修 担当:伊藤 真

中1社会科プレゼン大会

中1社会科では単元ごとに得た知識をもとに自ら課題を見いだし、まとめ、調べ、作り、発表する機会を作っています。
中1の今回のテーマは「7地方区分の魅力とPR」です。
クラスを九州地方・中四国地方・近畿地方・中部地方・関東地方・東北地方・北海道地方の7つのグループに分け、グループワークを経て、プレゼン用シートと発表準備をしてきました。
もちろん、プレゼンして終わりではありません。
本校で作っているルーブリックに当てはめた評価(今回は他者評価と自己評価の組み合わせ)を行います。

教科ルーブリック(社会科)

評価項目 A B D
①社会を正しく認識する力 社会事象から社会的法則を見出し、概念化できる。  複数の社会事象の関連性を社会的背景を踏まえて理解し、説明できる。 複数の社会事象の関連性を理解し説明できる。  個々の社会事象を表す用語が答えられ、説明できる。  個々の社会事象を表す用語を答えることができる。 
②資料を適切に活用できる能力 複数の資料内容を比較・検討しながら適切に読み取ることができ、授業等履修した内容を批判的に吟味しながら新たな社会像を構築することが出来る。 複数の資料内容を比較・検討しながら適切に読み取ることができ、授業等履修した内容を批判的に吟味することが出来る。 複数の資料内容を比較・検討しながら適切に読み取ることができ、授業等履修した内容と関連付けることが出来る。 個々の資料内容を適切に理解でき、授業等履修した内容と関連付けることが出来る。 個々の資料の内容について、適切に内容を理解することが出来る。
③課題を発見・解決する力 社会事象から社会的法則を見つけ出し、多面的・多角的な考察や深い理解を通して、より良い社会を実現するための解決方法を考え、実践することができる。 複数の社会的事象に関連する課題について、社会的背景を踏まえて多面的・多角的に考察し、より良い社会の実現を目指して解決方法を考えることができる。 複数の社会的事象から関連する課題を見つけ出して成立する条件を問い、より良い社会の実現を目指して解決方法を考えることができる。 個々の社会事象から課題を見つけ出し、より良い社会の実現を目指し解決方法を考えることができる。 個々の社会事象から課題を見つけ出すことができる。
④異文化を尊重し理解する力 世界各地域の文化的類似点・相違点を多面的・多角的に理解し説明できるとともに、文化が成立する上での世界共通の普遍的な背景について概念化することができるとともに、異なる文化を自らの文化と同様、価値あるものとして評価できる。  世界各地域の文化的な類似点・相違点を歴史的・地理的背景を鑑みながら多面的・多角的に理解し、説明できる。 自分の地域と他地域の文化的な類似点、相違点についてその地理的・歴史的背景から説明することができる。 自分の地域と他地域の文化的な相違点および類似点について見出すことができる。 自分の地域と他地域の文化的な相違点について見出すことができる。

表はスクロールすることができます。

中1社会科ルーブリック(7地方区分)

A
  • 授業で習った内容を自分の言葉で説明していた。
  • 地方の課題についてまとめ、解決策も含めて発表できていた。
  • 図やグラフなどと授業でやった内容を関連付けていた 。
  • 相手にわかりやすいように発表できた。
  • 授業でやった内容と自分の意見をデータなどを用いて分析していた。
B
  • 授業で習った内容を自分の言葉で説明していた。
  • 地方の課題についてまとめ、解決策も含めて発表できていた。
  • 図やグラフなどと授業でやった内容を関連付けていた 。
  • 相手にわかりやすいように発表できた。
C
  • 授業で習った内容を自分の言葉で説明していた。
  • 地方の課題についてまとめ、解決策も含めて発表できていた。
  • 図やグラフなどを使っていた。
  • 相手にわかりやすいように発表できた。
D
  • 授業で習った内容を盛り込んでいた。
  • 地方の課題についてまとめていた。
  • 解決策も含めて発表できていた。
自分をどう評価するか、どのように評価されているかを客観的に知ることができます。
よって、自ら課題を見つけ出すことを容易にし、次の課題解決に向けて進むことが可能となります。

どのグループも大変時間をかけて、準備をしていたことがわかりました。
グラフやアニメーションも自分たちでイチから作っています。
中1でこのレベルですので、中2・中3と彼らの成長が楽しみです。

各グループの発表後、生徒それぞれが評価を入力

他の先生方も発表を聞きにきていました