2022.05.24

学修 担当:折田

学力向上に向けて

中学校では、本年度より授業改革の一環として生徒主導型への移行を進めています。その動き始めとして、中学1年生の「探究」の授業と中学3年生の「数学」で研究授業が行われました。

探究の授業では、まずはルーブリックを示して本時の目標を明確にしました。その後、KJ法を用いたグループ学習をし、周りの意見の共有とその意見のグループ分けをしました。効果的に時間を区切ることで生徒にメリハリがあり、とても集中して取り組んでいました。授業の最後には、改めてルーブリックを確認しながら「Google form」を使って振り返りをしました。

数学の授業でも、はじめに教科ルーブリックを用いて本時の目標を確認し、新しい単元に入るための導入をグループ学習で学び合いました。まずは復習内容として共通問題を提示しましたが、グループごとに解法が違うことがあったので「まなボード」に提示して全体で共有しました。2問目は少しヒントを与えながら新しい単元の問題を提示し、式を立てるまでの過程をグループごとで考えて、再び全員で共有しました。どのグループも、しっかりと話し合いをすることで学びが深まったのではないでしょうか。最後に「Google Form」で振り返りも行いました。
午後からは、教員間で授業の振り返りをし、次の授業への改善点を確認しました。「協働的な学び」になるよう、今後も研修しながら取り組んでいく予定です。