2026.08.06

中学

中学2年生 髙田里奈さん「伝えるHIROSHIMAプロジェクト」に参加!

平和を伝える使命を帯びて

8月6日(木)、中学生が英語で平和メッセージを発信する「伝えるHIROSHIMAプロジェクト」が今年も開催され、中学2年生 髙田 里奈さんが本校代表のメッセンジャーとして参加しました。髙田さんはこの日に向けて4回の事前研修に参加し、講話を聴いたり平和公園や資料館を巡りながら平和について考え、メッセージの内容をブラッシュアップしてきました。

当日は、午前中に他校の生徒さんとペアでルワンダ共和国の駐日大使にメッセージを伝え、午後からは平和公園を訪れた外国人に平和の想いを伝えました。これまでの事前研修の効果もあり、髙田さんの言葉は、聞いてくださった相手にもきちんと届いている様子でした。 終了後のインタビューでは、「(これまで繰り返し平和学習で戦争の悲惨さを学んできて)世界の国々が後悔しない選択をする必要があります」と語ってくれました。 今年で被爆・終戦から81年を迎え、当時を知る被爆者の方々の話を聞く機会も少なくなってきました。広島で起きた被爆の事実を学び、世界や後世に発信しようという姿勢を、これからも持ち続けてほしいと思います。

中学生による「伝える HIROSHIMA プロジェクト」事業とは
広島市が進める平和教育、英語教育の成果を生かし、中学生が広島を訪れる海外の人々に対して英語でメッセージを伝える活動を通して、中学生の平和への意識の高揚や英語力の向上を図るとともに、グローバル人材の育成につなげることを目的とし、広島市内の中学生のメッセージ発信者(メッセンジャー)68名が、8月6日に、各国駐日大使や海外の人々に、英語で平和メッセージを伝える活動を行います。実施に向け、計4回の事前研修を行います。
※広島市HP引用

髙田さんから世界の人々への平和メッセージ

Make a choice you won’t regret

When I was in elementary school, my teacher read us a book.
The name of the book is ”The secret project!!”
This book is a story about the Manhattan project.
After l heard the story, I wondered if the United States really thought it was good to make the atomic bomb.
Robert Oppenheimer actually joined that project.
but he later spread opposition to nuclear weapons.
He may have thought that making atomic bomb was wrong, so he acted that way.
Today, more than 50 wars are happening around the world, for example in Russia and Ukraine.
I have something I want to tell to this world where conflicts never end.
I hope you make choices you won’t regret.
It’s also important to make brave actions like he did.
And sometimes after an argument, I look back and think “I should have apologized.” Living with regrets is painful experience.
War and the use of nuclear weapons will undoubtedly lead to great regret.
And it’s also important to treat everyone equally and to communicate without looking down on others.
It might be difficult to make a big choice we won’t regret by ourselves.
However, by working with others to overcome those challenges, I’m sure we can keep pushing forward.
I believe it’s important to reach out to the door of peace and take action so that we can live without regrets.
August. 2026
Takata Rina

後悔しない選択を

私が小学生の時、ある本を読み聞かせてもらう授業がありました。その本の題名は「この計画はひみつです。」。この本は「マンハッタン計画」をもとしたお話でその時の私は「アメリカは本当に作ってよかったと思っているのかな」と感想を書きました。実際に計画にたずさわったロバート・オッペンハイマーさんはのちに核兵器を広げることに反対する立場を取りました。その人ももしかしたら小学生の私と同じ思いを抱いて、行動を取ったのかもしれません。

現在、ロシア・ウクライナの戦争をはじめ、50以上もの武力紛争が進行しています。このような争いが絶えない世界に私は伝えたいことがあります。それは「後悔しない選択をとってほしい」ということです。ロバートさんのように勇気ある行動を取ることも大切ですし、喧嘩をしたときに、「あの時謝っておけばよかったな」と思い返すこともあります。後悔したままの生活は苦しいものです。戦争も核兵器を使うこともきっと大きな後悔を生むはずです。後悔しないためには、この世界にいろんな個性をもつ人がいることを理解して、お互いに尊重したり、人を見下すのではなく対等に話すことは大切です。一人だけで後悔しない大きな選択をするのは難しいかもしれない。でも周りの人や大切な人たちと協力して乗り越えることで、もっと頑張れたりすることがたくさんあります。そして平和への扉に自ら手を伸ばし、自分や多くの人が悔いのない道を歩めるように行動することが大切だと思います。
2026年8月
髙田 里奈