2026.07.07

中学 高校

「教える」ことで広がる学びの輪。シニアと生徒が笑顔で繋がるスマホ相談会を開催!

地域連携事業の一環として、本校にて「スマホ相談会」を実施いたしました。これまで6回にわたり開催を重ねてきた中で、今や生徒たちの間でも広く認知される活動となっており、中学1年生から高校3年生までの幅広い学年の生徒たちが「地域の方々の力になりたい」と自主的に手を挙げ、サポーターとして参加してくれました。
 
スマートフォンは現代の若者にとって生活に欠かせないツールである一方、シニア世代の方々にとっては「便利だと知りつつも、なかなか使いこなせない」というのが実情です。そんな地域のお悩みを解決し、世代を超えた交流を深めるため、本校ではこの相談会を定期的に開催しています。 
今回の相談会を迎えるにあたり、担当教員からは「勉強と同じで、学校で先生と一緒にできても、家に帰って一人でできなければ意味がない。相手が持ち帰って一人で使えるような教え方を意識しよう」という事前指導がありました。生徒たちはその言葉を胸に、少し緊張しながらも気合い十分で地域の方々をお迎えしました。

当日も、スマホに関するたくさんのお悩みを抱えた地域の方々が来校されました。生徒たちは一人ひとりの隣にそっと寄り添い、丁寧に向き合いながらお悩みを解決していきます。生徒の説明を懸命にメモに書き留める参加者の方の姿も見られ、普段は学校で「教えられる側」である生徒たちが、今日は頼もしい「先生」となって活躍する非常に逞しい姿が印象的でした。中には、生徒自身が分かりやすい解説メモを作成し、それをもとに地域の方へ説明するといった工夫も見られました。相手の立場に立ったこの素晴らしいアプローチは、ぜひ生徒たちの日常の学習にも活かしてほしいと感じる光景でした。
また、この相談会の醍醐味はスマホの操作方法を教えることだけにとどまりません。シニアの方々が語る日頃の楽しみや、長年の経験から培われた豊かな知恵に生徒たちが熱心に耳を傾け、地域との繋がりを深く実感する一面もありました。

さらに今回は、スマホを使った新しいエンターテインメントとして「オンラインビンゴ大会」を開催いたしました。「スマホを使ってこんな楽しい体験ができるんだ!」と驚かれる地域の方も多く、普段生徒たちがスマートフォンを通じて楽しんでいる世界を一緒に共有することができました。会場は大いに盛り上がり、世代を問わず「楽しい」という感情はいつでも共感し合えるのだと証明されたような、温かい一体感に包まれました。

参加された皆様からいただいたアンケートの一部をご紹介

【 地域の方 】

  • 今日はビンゴゲームとっても楽しかったです。こんな事も出来る!感動しました!生徒さんも親切、丁寧に教えていただき有難うございました!
  • とても明るく、伺う途中の校内の生徒さんの明るい対応がとても素敵でした。担当してくださった生徒さんもとても優しくて、詳しく教えて頂いたのが嬉しかったです。

【 生徒 】

  • 今回初めてスマホ相談会に参加しましたが、シニアの方々にスマホの使い方を教える中で、改めて自分自身も知識不足なところが多くあると気づかされました。この経験をこれからの色々な場面で活用していきたいです。
  • 地域の方との関わりを通して、『自分にとっては当たり前なこと』を、分からない人にどれくらい分かりやすく伝えられるかを引き算しながら考えるのが、とても楽しかったです。