2026.04.24
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2026年度 教職員研修会「1年間の全体像」を開催しました
~ 自律的に学ぶ生徒の育成を目指して授業改善のその先へ ~
4月22日(水)に、教員を対象とした研修を実施いたしました。
本研修では、昨年度の成果を振り返るとともに、今年度さらに発展させるべき教育の方向性について、教員で活発な議論を行いました。
■ 私たちが目指す「しっかりタイプ」の生徒像
本校では、生徒の学習に対する動機づけ(やる気)を、学術理論に基づき「きちんと」「しっかり」「あきらめ」の3つのタイプに分類して分析しています。その中でも、私たちが理想とするのが「しっかりタイプ」の生徒です。
「しっかりタイプ」とは、単に指示されたことをこなす(外的な調整)のではなく、「自分の将来のために必要だ」「学ぶことが面白い」といった価値を自ら見出し、主体的に学習に取り組む、いわゆる自律的動機づけができている状態を指します。


■ 昨年度の確かな成果
2025年度の取り組みの結果、学校全体のデータにおいて、理想とする「しっかりタイプ」の生徒が10.3%増加しました。一方で、「あきらめタイプ」の生徒は減少傾向にあり、授業改善に向けた学校全体の文化が着実に変化してきていることを実感しています。


■ 2026年度のキーワードは「教科としての組織力」
これまでの取り組みでは、教員個々の工夫に依る部分もありましたが、今年度はさらに一歩進め、「個の取り組みから教科(組織)としての取り組み」へと移行していきます。
一部の授業にとどまらず、すべての授業において一貫した「学び方」を提示することで、生徒に確かな学習習慣を定着させることを目指します。研修では、教科ごとに「生徒にどのような学び方を身につけさせるべきか」について、深い議論が交わされました。


■「学び方」が変われば、「やる気」が変わる
本校の授業改善におけるスローガンは、「学び方を変えることが、やる気を変える。やる気は学びの結果である」です。
単に「やる気を出させる」のではなく、効率的な学習の進め方(学習方略)や、自らの学習状況を客観的に捉える力(メタ認知)を育成することで、生徒が「できる」という実感(有能感)を持ち、自発的に学ぶ姿勢を育んでいきます。
教職員自身もまた、常に自己調整学習のサイクルを回しながら、自らの実践を見直し、更新し続けています。 保護者・地域の皆様におかれましては、今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



