2026.03.23

中学 高校

2025年度 教職員研修会「授業改善に向けた取り組みの現状と今後の方向性」を開催しました

3月23日(月)、本校において教員研修を実施いたしました。
今回は、コアネット教育総合研究所 福本雅俊 氏を講師にお迎えし、「授業改善に向けた取り組みの現状と今後の方向性」をテーマにご講演いただきました。
今回の研修の核となったのは、「生徒の自律的な動機づけ」、つまり、誰かに言われてやるのではなく、生徒が自分から「おもしろい」「自分に必要だ」と感じて学習に向かう力をどう育てるかという点です。
 
2月に実施した学習状況調査の結果を分析したところ、非常に嬉しい変化が見られています。
  • 「しっかりタイプ」の増加: 自分の意思で学習内容を決め、高い満足度で学習に取り組む生徒が、学校全体で前年度より10.3%増加しました。
  • 「文化」の変容: 言われたことだけをこなす「きちんとタイプ」や、学習に前向きになれない「あきらめタイプ」が減少し、学校全体として自律的に学ぶ文化が広がりつつあります。

講師:コアネット教育総合研究所 福本雅俊 氏

数学科の事例発表

社会科の事例発表

また、校内の実践研究チームに所属する先生方から、実際の授業での工夫も共有されました。
  • 数学科の事例: 生徒が自分の理解度に合わせて取り組む問題を選択できるプリントを導入。自分の考えを言語化し、他者と教え合うサイクルを作っています。
  • 社会科の事例: 教師が方法を指定するのではなく、生徒自身に「どう学ぶか(学習方略)」を選択させることで、学びを「自分事」にする取り組みを行っています。
研修のまとめとして、「学び方を変えることが、やる気を変える。やる気は学びの結果である」という力強いメッセージがありました。
「やる気が出ないから勉強しない」のではなく、「自分に合った効果的な学び方」を身につけることで、自然と手応えを感じ、それがやる気につながっていくのです。
2026年度に向けて来年度も本校では、この取り組みをさらに進化させてまいります。
一人ひとりの教師が授業を改善するだけでなく、学校組織全体として「自律的に学ぶ生徒」を支える体制を強化していきます。
生徒たちが、学ぶ楽しさを実感し、自信を持って自分の道を切り拓いていけるよう、教職員一同、研鑽を積んでまいります。
今後の広島修道大学ひろしま協創中学校・高等学校の教育活動に、ぜひご期待ください。