2025.08.26

中学

広島コベントリー会からのメッセージ「鎮魂と平和への願いを込めて」

本校は広島コベントリー会の方々のご協力を得て、生徒たちが灯籠を作成し、それをイギリスのコベントリー市へと送り、8月の「キャンドルフロート」イベントで川に流されます。このイベントは、コベントリー市民とともに「平和と和解」のメッセージを広める大切な活動の一部となっています。
今年作成した灯ろうは、イギリス・ソールズベリーでのキャンドルフロートで川に流されました。
昨日、広島コベントリー会の岡本様から、そのご報告のメールをいただきました。


残暑厳しい毎日ですが、先生方はお元気でお過ごしでしょうか?

夏休み前には色々お世話になりました。
ソールズベリーから恒例のビデオが送られてきました。

Salisbury Campaign for Nuclear Disarmament Hiroshima Day Candle Float 2025
文中のナレーションは、広島市長がソールズベリーへ送った手紙の一部です。
また、ソールズベリージャーナルに載った写真は下記から見ることができます。
これ以外にもいろいろ記事として登場しています。生徒さんたちの灯籠をいかに大切にしてくださったか、また、それほど意味の大きいものであったことがわかる気がします。
ソールズベリーの方からもよろしくお伝えくださいとのことでした。
私どもからも心より感謝申しあげます。お忙しい中、丁寧に取り組んでいただきありがとうございました。
また、生徒さんたちの感想などもお知らせいただければソールズベリーへ送らせていただきますので、よろしくお願い申しあげます。
そろそろ新学期も始まりますでしょうか。残暑厳しい折から皆様どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。



このように、生徒たちの平和への願いを込めた灯ろうが、イギリスの方々に送られ、戦争で犠牲になった方々への鎮魂と平和への願いを込めたキャンドルフロートで使われるということに、とても感動を覚えます。
この様子は、来週月曜日の朝の中学集会で生徒にも報告する予定です。
被爆、そして終戦から80年目の今年、あらためて戦争と平和について、生徒たちと考えていきたいと思います。