インターアクト部は「ボランティア精神」や「国際理解」を深めるための部活動で、ロータリークラブの提唱によって設立された団体です。
ロータリークラブは世界の200を超える国や地域に存在しており、インターアクトも同様に世界各国に会員がいることになります。
私たち修大協創が所属する地区では、韓国のロータリークラブ・インターアクトとの交流促進にも力を入れており、コロナ禍が明けて再び交流がはじまりました。
今年度は、本校から２名の生徒が１月に韓国からのインターアクターを受け入れ、３月末に韓国を訪問、交流してきました。

１日目は交流会がありました。初対面で緊張しましたが、韓国語で挨拶すると拍手をしてくれて、温かい気持ちになりました。日本と韓国の過去の歴史は消えないけれど、今後の未来をより良くしたいと思いました。ホームステイは特に思い出に残っています。私はヘリンという子の家に滞在しました。交流会のあと「アンニョンハセヨ」と自分から挨拶できて良かったです。市場のような所で初めて味わうジュースやお菓子を食べたり、プリクラを撮ったりしました。夕飯は焼き肉で、辛くて私は少し苦手でしたが、旨味がありおいしかったです。ヘリンの家族が気遣ってくれたおかげで楽しく過ごせました。日本のお菓子を渡したら喜んでくれました。お風呂はトイレと同じ空間で、日本が恋しくなりましたが、夜食のチキンを食べながら韓国ドラマを見たり、ハムスターに触れたりしました。
２日目はソウル市内を観光しました。北村韓屋村では、伝統家屋や路地がそのまま残っていて歴史を感じました。壁を共有する風景が温かく感じました。青瓦台では、七宮からなる伝統的な建物を見て感動しました。「NANTA」では厨房器具でリズムをとるユニークなパフォーマンスを楽しみました。明洞では日本にないお菓子を買えて嬉しかったです。夜はプルコギを食べました。
３日目は京福宮を観光しました。屋根の装飾瓦が火事を防ぐ意味を持つと知り、昔の人の知恵はすごいと思いました。韓国ドレスを着ている人が多く、私も機会があれば着てみたいです。

韓国研修を通して、韓国文化や歴史に触れたり、簡単な韓国語も学べました。言葉が話せず不安でしたが、身振りやアプリで十分に伝わりました。言語の壁を理由に海外旅行に消極的だったのはもったいないことだと感じ、これからはもっと積極的に海外に関わっていきたいと思いました。

今回の韓国研修は私の初の韓国訪問であり、海外訪問でもありました。ホームステイを通して、「韓国ってすごく面白い」と思ったことがたくさんありました。
１つ目は市場です。韓国の市場は商店街のように左右にお店が並び、通路の真ん中に屋台が出ていて、その場で調理され、椅子に座って食べるスタイルでした。私はホームステイの子とトッポギを食べました。辛くてお茶を飲みながら食べましたが、ホームステイの子は飲まずに平気だったので、韓国の人は辛いものに慣れていると感じました。屋台ではQRコードで支払いができ、韓国は日本よりキャッシュレスが進んでいると感じました。
２つ目はキンパです。食べたいと言ったら2日目の朝にホストのお母さんが作ってくれました。使っていた米は雑穀米で驚きましたが、調べたら白米だけのキンパもありました。私も作ってみましたが、米を均等にのばすのが難しく、海苔が破れそうになりました。自分が作ったキンパはお父さんが一口サイズにカットしてくれて、味がしっかりしていてとても美味しかったです。

今回の韓国研修は、韓国の面白さや日本との違いを見て、初めての海外を堪能できた、かけがえのない経験になりました。

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