2025.04.24

高校

高校2年生 川口くんが「第8期グローバル未来塾 in ひろしま」に参加しました!

高校2年の川口悠真くんが「第8期グローバル未来塾 in ひろしま」に参加しました。
「グローバル未来塾」は、『「世界」で学び、「未来」で輝け』をスローガンに、「将来、国際平和を希求し世界的に活躍できる人材を目指し、英語力の向上と、核軍縮や紛争解決などの国際課題への学びを深め、将来のグローバル・リーダーへの第一歩を踏み出していくためのプログラムです。
川口くんは、2024年7月から始まった全7回の通塾研修に加え、特別研修「広島ジュニア国際フォーラム」への参加、沖縄での国内宿泊研修など、さまざまな学びの機会に積極的に取り組み、多くの刺激や気づきを得ることができたようです。
本校の教育目標である「グローカル・イノベーション・リーダーの育成」を体現する川口くんの活動報告です。川口くんの今後の活躍にも、ぜひご注目ください。

「グローバル未来塾 in ひろしま」に参加して

高校2年 川口悠真

▲沖縄県副知事訪問「活動報告」

「グローバル未来塾」の活動の一環として沖縄を訪問した際、副知事の方から「沖縄の美しい風景の中に弾薬庫などの施設が配備されており、本当に戦争が起きようとしている」と聞いたことが、特に印象に残っています。沖縄訪問前の事前学習で伺った被爆者の方のお話、沖縄での戦争体験、そして沖縄平和祈念公園での学びを通して、過去に起きた出来事が自分の中でつながっていくのを感じました。特に、平和祈念公園で見た、戦時中のガマを再現した模型や沖縄戦の写真を見た時には、悲しさと恐ろしさが混ざった複雑な気持ちが込み上げてきました。
また、ひめゆり学徒隊の「空襲を受けて初めて、爆弾というものの恐ろしさを知った」という言葉は、当時の若者が体験した恐怖や苦しみを象徴しているように思いました。戦後80年が経った今でも自国の利益を優先するあまり、戦争や紛争が繰り返されている現実があります。私は、今の社会を生きる一人として、どのような行動をすれば平和な世界に近づけるのかを考えたいと思い、未来塾に参加しました。講師の先生方や現地の高校生との交流を通して、平和を維持するためには、自分で考え、声をあげ、そして小さな問題にも目を向けて取り組むことが大切だと学びました。これからの私は、平和に関するイベントなどに積極的に参加し、自分が学んだことや感じたことを周囲の人に伝えていきたいと思っています。

ワークショップ「核がある世界のメリットとデメリット」(ひと・まちプラザにて)

ワークショップ「核兵器の非人道生と被曝の実相」(ひと・まちプラザにて)

平和サミット「沖縄県の高校生との交流」

グローバル未来塾 池田塾長先生からの修了証書授与