2025.03.10

高校

高2修大コース、協創コース「修大学部授業体験」に行きました

本日は、高校2年生の修大コースおよび協創コースの生徒が参加した「修大学部授業体験」の様子をお伝えします。大学教授による講義や実習プログラムを、大学生とともに体験し、進学先の選択や準備に役立てることを目的に、約100名の生徒が広島修道大学を訪れました。

今回、体験授業を実施していただいたのは、経済科学部現代経済学科、人間環境学部人間環境学科、国際コミュニティ学部地域行政学科の3学科です。

経済科学部 現代経済学科

経済科学部現代経済学科では、迫一光教授による講義が行われ、ゼミナールの学生とともに「大学進学に必要な費用」や「大学で学ぶことの意義」について考察しました。はじめに先生による概論の講義があり、その後、迫ゼミナールの学生のサポートのもと、グループワークを行いました。参加した生徒のAさんは、「社会人としてのマナーや生涯賃金、生活費についても学ぶことができ、大変勉強になりました」と話していました。

人間環境学部 人間環境学科

人間環境学部人間環境学科では、奥田圭教授、岡西政典教授、鈴木智也教授の指導のもと、修大池でプランクトンやザリガニを採集し、顕微鏡を用いた観察を行いました。生徒たちは未知の生物の世界を体験し、興味深い学びを得ることができました。参加した生徒のOさんは、「ザリガニを手に取って観察し、オスとメスの違いを学びました。最初は少し怖かったですが、触ってみると意外にかわいかったです」と感想を述べました。

国際コミュニティ学部 地域行政学科

国際コミュニティ学部地域行政学科では、澤俊晴教授による講義が行われ、さらに卒業生2名も参加してくださいました。地域での学びや少人数制の授業の特徴について説明を受けたほか、大学生活や課外活動、卒業後の進路についての話も伺うことができました。地域での活動に興味を持つ生徒にとって、有意義な時間となりました。生徒のYさんは、「協創の先輩方から大学生活の話を聞くことができ、とても貴重な時間を過ごせました。大学生になったらゼミ活動に力を入れたいです」と話していました。

体験授業の後は、大学の学食で昼食を取りました。大学ならではの雰囲気を感じながら、売店に並ぶ豊富な品揃えにも興味を持つ姿が見られました。

昼食後はバスに乗車し、協創高校へと戻りました。

午前中の短い時間でしたが、生徒たちは「プチ大学生」として貴重な経験を積むことができました。4月からは最高学年として学校をリードする存在となり、それぞれの希望進路が実現することを願っています。