2024.10.23
高校
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卒業生の活躍「47 年ぶりの復活」
【活躍する先輩紹介】
本校卒業生の小田一稀さんは、裏千家茶道を茶道部や授業で学び、進学先の広島修道大学で47年ぶりに裏千家茶道部を復部したことが裏千家家元の目にとまりました。そこで、第33回裏千家学生セミナーに受講許可を受け参加した40大学の学生代表として家元から終了証を受け取りました。これらのことが、裏千家裏千家の会報誌「淡交タイムス」(月1回会員に送付)に掲載されましたので、ご紹介します。また、小田さんから後輩へのメッセージも届きました。ぜひ、ご覧ください。
本校では、高校2年生の探究科で茶道を学びます。 本校における茶道は女子校時代の礼法・作法教育の一環として、1979年より授業に組み入れられました。共学化した2019年度以降は探究科の「日本文化体験プログラム」の一環として実施しています。協創の目指す「グローカル・イノベーション・リーダー」(ひろしまと世界を結ぶ懸け橋)になるためには、自分の生まれ育った国の歴史や文化を語れることが求められます。その力を養うことを目的にしています。
写真右から白岩校長、小田くん、丸山先生
小田一稀さんから後輩へのメッセージをいただきました
茶道をもっと学びたい・知りたい
高校入学して茶道部に入部しました。全くの初心者でしたが、伝統文化の奥深さが興味深く3年間充実した活動でした。今更ながら「自分が創部します」と手を挙げたあの勇気はどこからきたのだろうと思いますが、「茶道をもっと学びたい・知りたい」という強い気持ちが後押ししてくれていたのだと思います。
卒業後は丸山先生の社中として、社会人の方と一緒に稽古に励み、仕事をする意味や物事の考え方を教えてもらい、茶道は社会人になってからこそ、必要不可欠な文化であり、この経験が創部までの様々な問題を解決していくアドバイスになりました。
大学で過去の資料を調べてもらうと、裏千家茶道部は実は47年前に活動していたことがわかり創部ではなく、復部が正しく、この実績が裏千家坐忘斎御家元の目にとまり、第33回裏千家学生セミナーの受講許可、参加40大学の代表として家元から修了証を受け取らせていただきました。
自分が好きという気持ちを大事にすること、地道な作業や調整を大事にすること、人の意見に耳を傾けることの大切さを学びました。少しの勇気が、自分の幅を大きくしてくれます。迷っていることがあれば、迷っているからこそ是非チャレンジしてください。
高校入学して茶道部に入部しました。全くの初心者でしたが、伝統文化の奥深さが興味深く3年間充実した活動でした。今更ながら「自分が創部します」と手を挙げたあの勇気はどこからきたのだろうと思いますが、「茶道をもっと学びたい・知りたい」という強い気持ちが後押ししてくれていたのだと思います。
卒業後は丸山先生の社中として、社会人の方と一緒に稽古に励み、仕事をする意味や物事の考え方を教えてもらい、茶道は社会人になってからこそ、必要不可欠な文化であり、この経験が創部までの様々な問題を解決していくアドバイスになりました。
大学で過去の資料を調べてもらうと、裏千家茶道部は実は47年前に活動していたことがわかり創部ではなく、復部が正しく、この実績が裏千家坐忘斎御家元の目にとまり、第33回裏千家学生セミナーの受講許可、参加40大学の代表として家元から修了証を受け取らせていただきました。
自分が好きという気持ちを大事にすること、地道な作業や調整を大事にすること、人の意見に耳を傾けることの大切さを学びました。少しの勇気が、自分の幅を大きくしてくれます。迷っていることがあれば、迷っているからこそ是非チャレンジしてください。
2022年卒業
広島修道大学 経済科学部 経済情報学科
3年 小田一稀
広島修道大学 経済科学部 経済情報学科
3年 小田一稀