2024.10.15
高校
高校1年 被爆ピアノ講演会を実施しました
9月28日(土)に1年生を対象に被爆ピアノ講演会を実施しました。本校でこのプログラムを実施するのは今年で5年目となり、高校1年生を対象としたものは4年目となります。
当日は被爆ピアノを管理され、日本のみならず世界各地でその音色を届けながら、原爆や戦争の痛ましさを人々に伝えていらっしゃる、矢川ピアノ工房の矢川光則様をはじめ、ひろしま被爆ピアノの会の松田忠様、沖縄県読谷村の役場職員でこの度の平和公演やピアノ演奏をしてくださった山内哲也様、そして同じく読谷村でFMよみたんのパーソナリティとしてご活躍されている金城礼子様にご来校いただきました。
今年度、1年生は平和学習のテーマを「私たちの考える平和」と定め、1学期後半から夏休みにかけて、自分たちのテーマに沿った実地研修(フィールドワーク)を実施し、これをレポートにまとめ、それぞれに共有し合うという取り組みを行っています。 「平和」とひとことで言っても、生徒たちの頭の中には「戦争」という言葉だけではなく、「安全」や「安心」、「幸せ」など、様々な事柄に対して「平和とは...」という問いをたてながら、これに取り組んでいます。
本校の生徒たちは広島で生まれ育った人が多いため、どうしても平和というと原爆に結びつけてしまいがちなところもありますが、多角的な視点で平和をとらえることで、生徒たちなりの平和について考えることができたように感じています。
当日は被爆ピアノを管理され、日本のみならず世界各地でその音色を届けながら、原爆や戦争の痛ましさを人々に伝えていらっしゃる、矢川ピアノ工房の矢川光則様をはじめ、ひろしま被爆ピアノの会の松田忠様、沖縄県読谷村の役場職員でこの度の平和公演やピアノ演奏をしてくださった山内哲也様、そして同じく読谷村でFMよみたんのパーソナリティとしてご活躍されている金城礼子様にご来校いただきました。
今年度、1年生は平和学習のテーマを「私たちの考える平和」と定め、1学期後半から夏休みにかけて、自分たちのテーマに沿った実地研修(フィールドワーク)を実施し、これをレポートにまとめ、それぞれに共有し合うという取り組みを行っています。 「平和」とひとことで言っても、生徒たちの頭の中には「戦争」という言葉だけではなく、「安全」や「安心」、「幸せ」など、様々な事柄に対して「平和とは...」という問いをたてながら、これに取り組んでいます。
本校の生徒たちは広島で生まれ育った人が多いため、どうしても平和というと原爆に結びつけてしまいがちなところもありますが、多角的な視点で平和をとらえることで、生徒たちなりの平和について考えることができたように感じています。
写真左:FMよみたん パーソナリティ 金城礼子様
写真中央:沖縄県読谷村 役場職員 山内哲也様
写真右:矢川ピアノ工房 矢川光則様
写真左:白岩校長
写真右:ひろしま被爆ピアノの会 松田忠様
▲読谷村村長の石嶺傳實様からビデオメッセージ
今回の被爆ピアノ講演会はこの平和学習の一環として実施したプログラムとなります。
講演会は金城様に司会・進行をしていただき、はじめに読谷村村長の石嶺傳實様からビデオメッセージをいただき、これを拝見しました。
その後、山内様より沖縄戦の凄惨さや今も沖縄に残る戦争の爪痕(ガマと呼ばれる防空壕など)についてのお話や戦争体験者の体験談を語っていただきました。
続いて、調律師であり、被爆ピアノの管理者でもある矢川光則様から、被爆ピアノを託した方の思いやピアノの演奏を通して平和について馳せる思いについてお話を伺いました。
また講演の中で、生徒を代表して6名の生徒が被爆ピアノの演奏を行いました。
講演会は金城様に司会・進行をしていただき、はじめに読谷村村長の石嶺傳實様からビデオメッセージをいただき、これを拝見しました。
その後、山内様より沖縄戦の凄惨さや今も沖縄に残る戦争の爪痕(ガマと呼ばれる防空壕など)についてのお話や戦争体験者の体験談を語っていただきました。
続いて、調律師であり、被爆ピアノの管理者でもある矢川光則様から、被爆ピアノを託した方の思いやピアノの演奏を通して平和について馳せる思いについてお話を伺いました。
また講演の中で、生徒を代表して6名の生徒が被爆ピアノの演奏を行いました。
沖縄戦について 沖縄県読谷村 役場職員 山内哲也様
被爆ピアノについて 矢川ピアノ工房 矢川光則様
被爆ピアノ演奏 荒谷くん
曲:ユニバース
被爆ピアノ演奏 末廣さん
曲:少女レイ
被爆ピアノ演奏 藤本さん 別祖さん
曲:何でもない
被爆ピアノ演奏 真崎さん
曲:summer
被爆ピアノ演奏 仁井さん
曲:エリーゼのために/糸
矢川様と演奏者との質疑応答
▲生徒代表あいさつ
最後に、1年2組の橋田沙弥香さんが生徒を代表してお礼のあいさつをしました。
その中で、戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継いでいくことの意義、さらには自分たち若い世代がそのことを引き継いでいくことの重要性について述べ、またこの講演会を開催してくださった方々に感謝の意を伝え、閉会となりました。
来年に控える研修旅行には、沖縄を訪れるコースがあります。
今回の講演を通して、沖縄戦の悲劇を想像することができ、平和への思いをさらに深くすることができたのではないでしょうか。
生徒たちにとって、平和について多角的な視点から考えることができた、実りある行事となりました。
その中で、戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継いでいくことの意義、さらには自分たち若い世代がそのことを引き継いでいくことの重要性について述べ、またこの講演会を開催してくださった方々に感謝の意を伝え、閉会となりました。
来年に控える研修旅行には、沖縄を訪れるコースがあります。
今回の講演を通して、沖縄戦の悲劇を想像することができ、平和への思いをさらに深くすることができたのではないでしょうか。
生徒たちにとって、平和について多角的な視点から考えることができた、実りある行事となりました。
質疑応答
質疑応答