7月17日(水)に、芸術鑑賞会を実施しました。ふだん体験することのない芸術を身近に感じ、楽しさを知り、新しい価値観を学び、感性を豊かにすることを目的に毎年実施しています。
今年は、演劇鑑賞会として音楽座ミュージカル「SUNDAY」を鑑賞しました。「SUNDAY」は、ミステリー作家として有名なアガサ・クリスティーによる名作小説『春にして君を離れ』が原作であり、2018年に世界ではじめてミュージカル化した音楽座ミュージカルの最新作です。初演での好評を受けて、2020年に全国で再演され、このたび3度目の上演となります。イギリスの典型的良妻賢母が迷い込んだ脳内ミステリーとして展開させた独創的なミュージカルでした。

また、レスリー役の森彩香さんは本校卒業生であり、終演後には本校生徒に対して夢を実現することの素晴らしさについてなどメッセージをいただきました。
ミュージカルの演出では、舞台装置、照明の美しさや衣装の使い方などステージから生徒は目が離せなくなっていました。また、脚本においても１つ１つの台詞が後から後から効いてくる展開でした。言葉とメッセージとメロディが心の深いところに響きました。キャストの方の演技、歌、ダンスももちろん素晴らしく、ミュージカルの魅力を存分に堪能することができました。

生徒一人ひとりが「一歩踏み出してみよう！何か行動してみよう！」という作品のメッセージを受け取り、それぞれの人生に繋いでいってくれると思います。
音楽座ミュージカルのみなさん、貴重な経験をさせていただき誠にありがとうございました！

後日、本校卒業生である森彩香さんがご来校くださいました。
森さんの高校時代について、今回の「SUNDAY」を通して伝えたかったメッセージ、 在校生への熱い想いをお話しいただき、私たちも在校生をしっかりと育てていかなければと改めて感じました。
そして、ミュージカルという大変なお仕事ですが、森彩香先輩のますますのご活躍を心より期待しています！