2024.07.11

中学 高校

日本語・日本文化セミナー参加の外国人大学生を対象に茶道体験を実施しました

7月11日(木)の午後、広島修道大学が主催する「日本語・日本文化セミナー」に参加している外国人学生が本校を訪れ、茶道体験を実施しました。この体験プログラムは本校と広島修道大学における中高大連携の国際交流・異文化体験プログラムの一つであり、留学生たちは日本文化の体験を、本校の生徒たちは外国の方との交流やコミュニケーション力の向上を目的として実施しています。

本来でしたら高校茶道部が外国人学生の方々をおもてなしするところでしたが、前日からの悪天候のため学校が臨時休校となったため、急遽、教員がおもてなしをすることになりました。突然の変更になりましたが、心を尽くしたおもてなしをするために、教員たちも事前準備や練習をして臨みました。

今回はアメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、そして韓国から22名が参加し、呈茶を楽しみました。

お茶菓子:広島特産の瀬戸内レモンを使用したレモンゼリー

今回のお茶菓子は広島特産の瀬戸内レモンを使用したレモンゼリーが添えられました。涼しげな淡い黄色い彩りに、ほんのり甘酸っぱいゼリーは、梅雨のジメジメとした空気や最近の暑さを和らげてくれるような爽やかさを感じました。

参加した学生たちは、茶道の作法だけでなく、茶器や掛け軸といった、茶道を支える道具や装飾の説明や、お茶の歴史についての話を聞き、実際にお茶を点てる体験をしました。本来ならここで本校の生徒と会話を楽しみながら体験をしますが、今回は教員と一緒に、楽しさと難しさを感じながらの呈茶体験となりました。 今年度は悪天候のため、残念ながら生徒との交流ができなかった茶道体験ですが、たくさんの教員が外国人留学生と交流する機会がこれまでほとんどなかったので、今回は新しい形での異文化理解・国際交流ができたのではないかと感じています。また来年度、たくさんの外国人学生の方々と生徒たちが茶道を通してお互いの気持ちを通わせる機会ができたらと考えています。

茶道にまつわる様々な説明をしました

お茶のたて方を教員から伝えます

留学生が自分でたてたお茶を飲みながら教員と交流

留学生が自分でたてたお茶を飲みながら教員と交流