2024.05.27
中学
高校
全校生徒対象の講演会「ルーブリックの必要性と重要性」を行いました
本校では、生徒の”探究力”を育み、教育目標である「グローカル・イノベーション・リーダー 〜地球的な視野で考えて地域社会と協創する人材〜」の育成に向けて、ルーブリックを活用しています。”探究力”とは、「グローカル・イノベーション・リーダー」になるために必要な4つの力、「課題解決する力」・「協創する力」・「社会参加する力」・「自己実現する力」を指します。この「4つの力」を定着させ、「つながる」経験を通じて、生徒たちの視野が広がることを目指しています。
これまで2022年に教職員が作成したルーブリックを運用してきましたが、生徒が自己評価を習慣化し、ルーブリックの有機的な活用を目指すことを目的とした新ルーブリック作成に着手しました。新ルーブリックの特徴は、生徒と教職員が共に作り上げるプロセスを通して、生徒が学習目標を意識し、主体的に学習活動に取り組むことを目指しています。
講演会「ルーブリックの必要性と重要性」
▲岡山大学 中山先生
本日は、岡山大学 中山芳一先生にご来校いただき、全校生徒に「ルーブリックの必要性と重要性」についてご講演をいただきました。テストでは測れない「非認知能力」について、分かりやすく解説していただき、「自分と向き合う力」や「他者とつながる力」を高めることが、学びに向かう原動力となることを教えていただきました。生徒と教職員の共同的なアプローチにより、評価項目を決定し、評価基準の言語化を目指します。
新ルーブリック作成に向けたキックオフミーティング
放課後には、中学3年生と高校1・3年生の代表生徒が中山先生とのセッションを行い、新ルーブリック作成に向けたキックオフミーティングを行いました。本日のキックオフミーティングを皮切りに、中学3年生と高校1・3年生の計4クラスを中心に、教科”探究”の時間に新ルーブリック作成に本格的に取り組みます。
生徒と教職員が一体となって、「未来の協創」に向けた新ルーブリックの完成を目指します。
生徒と教職員が一体となって、「未来の協創」に向けた新ルーブリックの完成を目指します。