2023.11.14

高校

高校2年修大コース探究 「環境」をテーマにした調査発表会

▲グループ④海洋汚染

11月14日(火)7限目、高校2年生修大コースを対象に、探究(高大連携)の発表会を実施しました。 高校2年生修大コースの探究では、広島修道大学の先生方に「探究ゼミアドバイザー」として関わっていただき、生徒の活動に対してフィードバックをしていただいています。 今年度第2回目のテーマは「環境」です。探究ゼミアドバイザーは、広島修道大学人間環境学部の西村仁志教授です。
「環境」というと自然環境や環境問題を連想しますが、居住空間や学校環境、職場環境など私たちが関わる空間すべてが「環境」に含まれており、生徒が掲げたテーマは多岐にわたりました。

代表で発表したグループが「課題」に挙げたのは①キャッサバ②サトウキビ③学校環境④海洋汚染でした。

キャッサバやサトウキビについて発表したグループは、学校の畑で栽培、収穫しあんこやジャム、みたらし団子のあんにしたりして試作を繰り返し商品化を目指す内容でした。
西村教授からは、「県内産の材料を取り入れて商品開発をしてみては?」「温暖化が進み、熱帯地域でしか育たないものが広島でも可能になるかも」など、環境の観点をもっと取り入れて植物の活用を考えると、より学びが深まるというアドバイスをいただきました。
また、学校環境を良くするために様々な提案をしたグループに対しては、「アンケート調査の結果の少数派にも注目し、そこをさらに追及して調査してみると面白い結果が表れるかもしれない」と助言をいただきました。
さらに海洋汚染については、「もっと様々な場所の水質を調査して海洋汚染の原因を突き止めていって欲しい」というアドバイスをいただきました。

どのグループもアンケート調査や実験、制作に挑戦はしていますが、今後はこれまで以上に、得た情報や結果をより深く観察したり考察したりしていく活動を増やし、生徒の成果発表を迎えたいと思います。

探究ゼミアドバイザー:広島修道大学 人間環境学部 西村仁志教授

グループ①キャッサバ

西村教授からのアドバイスを聞いています

グループ②サトウキビ

各グループの発表を聞いて、評価シートを記入します

グループ③学校環境

発表後の質問タイム

質問に答える発表者

白岩校長から講評

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