2023.11.02

中学 高校

2023年度 第4回教職員研修会を行いました

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「課題解決する力」「協創する力」「社会参画する力」「自己実現する力」という4つの力を育てるためには、質の高い学校教育を実現することが求められます。この実現に向けて、教員一人ひとりの能力と意欲の向上を図り学校の教育力を高める人材を育成するための取り組みの一つとして、定期的に教員研修を実施しています。

コンテンツとそれを的確に扱うことのできるコンピテンシー

今回は、前回に引き続きコアネット教育総合研究所より松原和之氏にルーブリックについてのご講演及びグループワークを実施しました。
本校では公開研修授業を今月に控えています。
公開研究授業のテーマはルーブリックを扱ったパフォーマンス評価です。
その際、扱うルーブリックは教科ルーブリックということもあって、本日の研修は教科ルーブリックを中心に講演いただきました。  「そもそも教科ルーブリックをなぜ授業内で実践しなくてはいけないのか」という根拠・理論を「コンピテンシー・ベース」「有意味学習」という単語を使ってご教授頂きました。
知識・技能「だけ」を教える授業は、もはや発展性も生産性もありませんし、今後そのような知識・技能「だけ」の生徒(ひいては社会人・人材)は世の中で求めらません。
「コンテンツのみ」から「コンテンツとそれを的確に扱うことのできるコンピテンシー」が必要です。
それを授業の中で深く落とし込むことができる方法がルーブリックによるパフォーマンス評価です。
今月24日の公開研究授業ではこのルーブリックを扱って授業を行い、確実に生徒の非認知能力を高め、培い、的確に評価していきます。
本日の内容が3週間後の公開研究授業に活かせるよう教員一同一丸となって取り組みます。