２０２３年３月２０日（月）広島修道大学ひろしま協創中学校、第２期生の卒業証書授与を挙行しました。中高一貫教育ということで、今年度から規模を縮小して実施いたしました。入学後まもなく、コロナ禍による長期の休校を余儀なくされ、仲間づくりもままならない中で「オンライン授業」での学校生活が始まりました。それでも休校明けからは本校の教育目標である「グローカル・イノベーション・リーダー育成」のもと、限られた活動の中でも積極的に行事や教育プログラムに参加する学年でした。予定していた海外研修旅行も国内（徳島県上勝町）に変更になりましたが、探究活動を通して上勝町の課題についてグループごとに問いを立て、現地で実際に調査することで深い学びに繋げることができました。また、それをプレゼンテーションでアウトプットし、後輩の今後の探究活動に引き継がれるものになりました。前自治会会長の木元さんは答辞の中で、「ひろしま協創中学校の生徒として恥じぬよう、自分の夢に向けて一歩一歩頑張っていきたいと思います」と語ってくれました。これまでに経験したことのない不確実な日常であっても、協創中が掲げる教育目標に向けた活動を通して、２期生が力強く活動してくれたことに、敬意を表したいと思います。

式終了後の教室では、担任の先生から一人ひとりに卒業証書が手渡され、満面の笑みを浮かべていました。生徒・先生作成の動画などで濃密だった3年間を振り返り、57名は巣立っていきました。