2022.05.12

中学 高校

2022年度 第2回教職員研修会を行いました

英語科

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「探究型学力」「協創する力」「社会参画する力」「自己実現する力」という4つの力を育てるためには、質の高い学校教育を実現することが求められます。そのための取り組みの一つとして本校では定期的な教員研修会を実施しています。
今回の研修会では、昨年度に引き続きましてコアネット教育総合研究所の松原和之所長を講師として「ルーブリックの実践に向けて」をテーマに、講義・ワークショップ形式にて、教員一人ひとりがそれぞれの授業でルーブリックを実践していくことを目標に取り組みました。
昨年度において、本校では学校ルーブリックと教科ルーブリックを作成しました。学校ルーブリック(協創ルーブリック)では、教育目標である4つの力を日々の教育活動の中で意識できるように、4つの力に対するさまざまな到達度を示す基準を作成しました。そして、それを各教科としての本質的・汎用的な資質・能力として捉えた基準である教科ルーブリックを作成しました。これらのルーブリックを通じて、生徒一人ひとりが自らの成長度をふりかえることができます。それぞれの成長を見える化することは、次なる挑戦・取り組みへのステップとなり、4つの力を育むことにつながります。
協創ルーブリックをもとに、学校行事および探究において目標設定・自己評価に活用していきます。事前に協創ルーブリックを用いて目標を示し、どの場面でその力を発揮するのか明示しておきます。必要に応じてパフォーマンス課題を設定し、事後において振り返りシート等を活用し評価を行います。また、各教科においては教科ルーブリックをもとに、各授業の中にその資質・能力を発揮する場⾯を設定します。そして、その資質・能力を評価するパフォーマンス課題を設定し、事後に評価を行います。
今回の研修会の後半では、今年度の教科ルーブリックの試験的導入を実施するにあたり、各教員において年2回以上の教科ルーブリックを用いた目標提示・自己評価(振り返り)を行う単元(授業)を設定しました。これらの取り組みは、11月25日に本校で実施される公開研究授業においても実践される予定です。

写真右上:松原氏

数学科

社会科

理科

国語科