コロナウイルス感染症の影響で、研修旅行が中止になりその代替として、研修旅行で行く予定だったカンボジアの「SALASUSU」(サラスース)のファクトリーツアーを担当されている橋本沙耶加さんと仲間の方によるzoom講演会を行いました。
今回の講演のテーマは「幸せとは？」「社会貢献とは？」ということで、最初に現時点で自分が考えている「幸せ」や「社会貢献」について考えました。その後、日本に住んでいる高校生と、高校進学率が２５％の現地の同年代の女性が考えている幸せについて、現地のカンボジア人スタッフと日本人スタッフを交えてトークリレーを行いました。カンボジア人スタッフの一人は「自分にとっての幸せとは」との問いに、「家の事情で小学校までしか行けなかった自分が、読み書きができるようになったこと」「自分がしんどい時にも職場の仲間が助けてくれたこと」で人生を前向きに考えられるようになったと話してくれました。
「世界のどこかで起こっている出来事（＝他人事）でなく、自分のこととして捉えてほしい」「人それぞれみんな違う個性を持っているからこそ、周りの人を大切にしてほしい」と最後に橋本さんからメッセージをいただきました。

今日の講演会を通じて「幸せ」には色々なカタチがあるということを知ったであろう生徒達に、いろんな価値観を自分の中に取り入れることで、自分の視野を広げていって欲しいと期待します。