2019.10.08

学修 担当:片江

家庭科で献立を考える

家庭科では今、朝昼晩の献立を立て方を学習しています。
多くの生徒が、日頃は作ってもらったご飯を食べる側なので、いざ献立を考えてみると、食べたいものだけを作ればよいのではなく栄養のバランスも考えたり、同じメニューが朝昼晩と重ならないようにしなければならなかったり…夕食の献立を考えるだけでもとても時間がかかっていました。朝食と昼食の摂取量を合計して、夕食は不足している栄養を補える献立を考えていきます。一日のうちの1食分の献立をたてるだけでも、いろいろ考えながら教科書を見たり、タブレットで検索したりして食事全体のバランスを見ながら考えていました。
食卓にのぼる料理を前に、人はいつもの習慣で「いただきます」と言いますが、その料理は、作ってくれる人が食べてくれる人のことを想って色々と考えた上で出されるものです。
今日の「献立を考える」授業を通して、生徒たちが普段口にしている食事の背景にある作り手の工夫や気持ちに感謝を示して、「いただきます」を言えるきっかけになったら良いなと思います。