2024.03.15

学修 担当:片江

誰もが安心して過ごせる社会を作るために

探究のインタビューで日本発達支援サッカー協会を訪問しました。
対応してくださったのは、代表の杉岡英明さんです。
なぜ日本発達支援サッカー協会に伺ったのかというと、「センサリールーム」について詳しく教えていただくためです。

2月に開業したエディオンピースウイング広島に設置されているセンサリールームをご存知でしょうか?
センサリールームとは、大歓声や大きな音、大人数の中に居ることが苦手などの特性を持つ子供(人)やその家族が安心して観戦できる部屋のことです。
日本発達支援サッカー協会の代表である杉岡さんは、見に行きたい人が安心して見に行ける空間(環境)を作るためにご尽力されてきました。
実は、インタビュアーの生徒は、これまでの探究の授業で「感覚過敏の人への支援を増やすために」様々な活動を続けており、感覚過敏について知ってもらうため校内外で発表をしたり、校内の照明を落とすクワイエットアワーを呼びかけて実践してきました。
(*感覚過敏:五感が過剰に敏感で日常生活に困難を抱える状態 *クワイエットアワー:照明や音量を下げて感覚過敏の人が生活しやすい空間を作る取り組み)
目標としては、校内にとどまらず、より多くの人に感覚過敏を知ってもらい、広島県内の店舗やスポーツ施設で、感覚過敏の人に配慮した取り組みを普及したいと考えています。
その目標を実現させるために、杉岡さんにインタビューをさせていただきました。

≪インタビューをした生徒の感想≫
インタビューを通して、センサリールームの設置意義やルーム内外の工夫などを知ることができました。
他にも、「さっかぁりょういく」のことなど様々な情報を得ることができました。
今回の経験はしっかり今後の活動に反映して、より一層深い探究ができるように頑張っていきます。