2023.12.19

学修 担当:片江

食堂リニューアルの提案に向けて

本日紹介するのは、1年1学級の探究活動です。
1学級では「食堂をより良い空間にする」というテーマを掲げて、食堂のリニューアルを提案しようとしており、内装の見直しや売店の設置、券売機の増設や自動販売機の見直し、メニューの提案など5つのグループに分かれて活動しています。グループに関しては、自分たちが食堂を利用する際に「どこを変えればより使いやすい食堂になるのか?」を考えて担当グループを決めました。

4月当初は、どのグループも教員からの指示を待って活動をしていましたが、今はグループごとに話し合ってすることを決めて、班員で役割分担をしながら進んでいます。そのため、授業内で活動する内容はグループごとに異なります。
本日は、4限目の探究の授業で、各グループが取り組んだ内容について紹介します。

内装担当グループ
  • 本校LRCの本棚や校内の机や椅子を担当してくださった紀伊国屋書店さんとaxona AICHIさんに、「理想の食堂空間」についてプレゼンをしました。アンケートやインタビューの結果をもとに、理想の食堂を考え、食堂に新たに設置したい机やイス、食堂内の雰囲気について自分たちの考えた内容を伝えました。

売店設置担当グループ
  • 売店やコンビニを設置している県内の高校を調べ、インタビューをする計画や質問内容を考えました。

自動販売機担当グループ
  • 実際に生徒が自動販売機の見直しを提案して、見直しが実施された高校の事例を調べたり、新たに導入したい自動販売機のメーカーや取扱商品を調べたり、導入する際のルールメイキングをしました。

券売機担当グループ
  • 事務室の職員の方にインタビューをして、食堂で使われている券売機の現状と新たな券売機の導入の有無や予算について聞きました。

メニュー担当グループ
  • 以前集計したアンケート結果をもとに、食堂で出してもらえるようなメニューを考え試作してみました。本校で作ったジャムをアレンジしたメニューも考案中です。

なかなか主体的に行動することが難しかった生徒たちが、授業を重ねるごとにグループで活動計画を立てるようになり、「○○にインタビュー依頼してみよう」「○○を作ってみよう」「○○するならルールを考えないと」など、生徒同士で話し合いながら自主的に活動を進めるようになってきました。 授業で自分たちが実践したことや、活動にご協力いただいた方々のアドバイスを踏まえ、さらに活動を充実させて3月のポスターセッションに臨みたいと思います。