2022.09.12

学修 担当:新納

高2研修旅行に向けて

沖縄コース 琉球大学 院生の学生にZoomでレクチャーを受ける

高校2年生は、10月11日(火)~15日(土)の期間に、沖縄コースと鹿児島屋久島コースに分かれて研修旅行を実施します。
もちろん、このコロナ禍の中ですので、入念に時間をかけて旅行会社等と検討をした結果、予定通りの日程で実施することになりました。実施に際しては各関係機関・旅行会社などへも感染症対策を依頼し、安全に実施できるように計画しています。
さて、生徒たちはその研修旅行に向けて、事前学習のテーマ決めや発表用のスライドの作成、千羽鶴の作成など、1学期から様々な準備を進めてきました。その事前準備の一環として、沖縄コースでは、本日(9月12日(月))7限目に当日ガイドをしていただく琉球大学の大学院生の方とZoomでつないでレクチャーを実施しました。
沖縄コースの研修旅行では2日目の10月12日(水)に、「沖縄だからできる、探求型のプログラム」というテーマで、サンゴ礁の海でのフィールドワークを予定しています。当日は琉球大学の海洋自然を専攻する大学生・大学院生・留学生の方に指導員になっていただき、糸満市大渡浜海岸(イノー観察またはビーチコーミング)についてのワークショップ(講座+ディスカッション+アウトプット)を計画しています。
この日は、沖縄のサンゴ礁の魅力だけではなく、それが抱える様々な課題や問題点、その原因や解決法など、いろいろな視点からレクチャーしていただきました。このことを、今度は生徒たちは実際に沖縄の海に臨んで考え、実感していくことになると思います。

この研修旅行の事前学習については、10月3日(月)午後を使って、高2学年全体で協創ホールに集まり、各班から発表してもらうことで問題意識を共有して行こうと考えています。そして研修旅行後は、各自が考え、感じたことをテーマに英語スピーチコンテストの原稿づくり及び、各班でのポスターセッションという形でまとめていくことになります。 ここ2年間は、コロナ禍ということもあり見送られてきた研修旅行ですが、やっと実施できる運びとなりました。この研修旅行での体験が、これから生徒たちが社会の問題や課題を自分事としてとらえ、その解決に向けて貢献していく姿勢を持つことのきっかけとなってくれればと思います。