2020.07.14第1回修大コース探究科授業

広島修道大学での学び、研究について知る

探究活動を行うことで自らの課題を発見し、解決する力を身につけることを目標とする本校の探究科。高校2年生の修大コースでは「広島修道大学での学び、研究について知る」をテーマに広島修道大学の先生方から様々な研究分野の講義をいただきながら課題発見力と解決力に磨きをかけていきます。
今年度第1回目の講義は人文学部教育学科の山川教授の講義です。生涯学習をご専門とする山川教授は「学びの貯金をどのように使いますか?まちびとをはぐくむ学びのデザイン」という題で講義をしてくださいました。

「教育の役割とは学んだ成果を社 会で生かすこと」、そして「生涯学習が持続可能な社会の構築、つまりSDG sの達成を地域ベースの学びで支援することにつながること」、ゼミナールを通して行っている取り組みと合わせて「学びとは閉じ込めるのではなく、社会に戻していく。すなわち学んだことや学びの楽しさを自分だけでなくまちに還元しようとすることが、SDGsを実現することにつがるのだ」ということを自覚する良い機会となりました。

今回の講義をもとに次の授業では、自分たちでプロジェクトを考えレポートを作成することになっています。

 次回の「広島修道大学での学び、研究について知る」では国際コミュニティ学部の木原先生の講義が予定されています。
探究科
協創教育の根幹となる「探究科」の授業では、国際交流によって得る探究心や表現力、協働型の学びがもたらす思考力や判断力、これらを融合しながら社会的な課題研究に取り組みます。あわせて課題解決を示す手法を学び、これらの相乗効果によってグローカル・イノベーション・リーダーへの成長をめざします。

人文学部教育学科 山川肖美 教授