2020.04.22

その他 担当:青山

ある17色のもの

3号館の3階は2年B学級の教室だけのフロアになっています。教室の外にはカラフルな椅子が並んでいて、これらは自由に動かすことができます。春休み中は蜂の巣のハニカム構造のような形でしたが、学校が始まると全部がぎゅっと固められていました。 ちなみに、この色、ある17色のものを指しているのですが、何かわかりますか? これはSDGsのロゴの中で、17の目標にあてられた色を使った椅子になっています。SDGsとは、2015年9月の国際サミットで採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(アジェンダ=計画)にて、記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。(外務省HP参照) 4月10日の探究の時間に、SDGsのロゴの色を指していることを伝えたところ、その日の放課後には椅子を動かした跡が残っていました。2020年1月にSDGs達成のための「行動の10年(Decade of Action)」がスタートし、これまで以上にロゴを目にしたり、SDGsを耳にする10年間となりそうです。この1年間、生徒のみなさんの学びが、普段の生活でどのように足跡となって見えるのか、とても楽しみにしています。