2022.01.20

中学 高校

2021年度 第9回教職員研修会を行いました

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「探究型学力」「協創する力」「社会参画する力」「自己実現する力」という4つの力を育てるためには、質の高い学校教育を実現することが求められます。この実現に向けて、教職員一人ひとりの能力と意欲の向上を図り学校の教育力を高める人材を育成するための取り組みの一つとして、定期的に教職員研修会を実施しています。

今回は、コアネット教育総合研究所の松原和之所長を講師として「協創ルーブリック(学校ルーブリック)の活用に向けて」をテーマに、講義・ワークショップ形式にて、探究の授業において身につける資質・能力を確認し、ルーブリック目標一覧表を作成しました。前回の教職員研修会では、学校行事においてその行事ごとで測られる課題等を取り上げて学校行事におけるルーブリック目標一覧表の作成に取り組みました。協創ルーブリックとは、本校の日々の教育活動における4つの力に対するさまざまな到達度を測るものです。このルーブリックを通じて、生徒一人ひとりが自らの成長度をふりかえることができます。それぞれの成長を見える化することは、次なる挑戦・取り組みへのステップとなり、4つの力を育むことにつながります。探究においても、その単元ごとで測られる課題等がルーブリックで示され、教職員間のみでなく生徒とも共有されていきます。

このような研修の機会を通して、生徒に対して感じていた課題や今後本校で求められる資質・能力について教職員間で共有し、授業を始めとする教育活動の改善への機運を高めていきます。修大協創の教職員は今後も学び進化し続けていきます。