2025.07.02

中学

台湾 民權國民中學と姉妹校提携を結びました

調印式

本日(7月2日(水))、本校が交流を行っている台湾の姉妹校・民權中學の皆様が来校されました。
両校は昨年度より、英語でのメッセージカードの交換やオンライン授業を通じて交流を深めてきました。また、現在の高校1年生は昨年10月の研修旅行の際に民權中學を訪問し、温かい歓迎を受けました。

今度は、本校の生徒が歓迎する側になり、お迎えします。
生徒たちは、民權中學の生徒さんが到着するのに合わせて、正門に整列し、出迎えました。
この出迎えのために、生徒たちは前日に歓迎グッズを手作りし、お迎えの気持ちを表現しました。

その後は協創ホールで交流行事を行いました。
はじめに、両校の校長による挨拶、そして交流の記念に贈り物の贈呈を行いました。
本校からは生徒が手作りした水引の孔雀と、2023年サミット広島で廿日市市長より各国首脳に贈呈されたお砂焼きのランプ「燈(Akari)」をお贈りしました。
特に水引細工は2体制作し、1体は民權中學へ、もう1体は本校に置き、友好の証とします。

台湾・民權國民中學 校長先生

記念品の贈呈

生徒による発表

続いて、両校の生徒の発表を行いました。それぞれの学校や国、地域について発表しました。
民權中學の生徒さんからは、ダンスのパフォーマンスも実演されました。
軽やかで格好のいいダンスを目にし、生徒たちは盛大な拍手を送っていました。

贈物の交換と自己紹介

その後は、生徒同士の贈物の交換を行いました。今日、そして明日の平和公園で一緒に活動するグループでの自己紹介です。
少し緊張気味でしたが、お互いに英語であいさつを交わすと、少し緊張がほぐれたのか、笑顔が出ていました。

交流行事の最後は、全体での記念撮影を行いました。
民權中學からは生徒26名、先生方4名、本校からは生徒が170名、先生は20名、総勢200名以上の記念撮影となり、とてもいい記念となりました。

校内見学と昼食

LRC(学校図書館)

このあと、校内見学を実施し、本校生徒が3つのグループに分かれて校内を案内しました。
食堂での昼食会です。
昼食はお弁当を用意しましたが、その場になんとお好み焼きの屋台が出現です。
オタフクソース株式会社様のご厚意により、台湾の中学生に本場広島の味を楽しんでもらいたいと、屋台でお好み焼きを焼いてくださいました。
また、オタフクソースの社員の中には台湾ご出身の方がいらっしゃり、その方がお好み焼きの歴史や作り方について説明してくださいました。
一緒に美味しいものを食べて、生徒たちの仲もかなり縮まりました。

体験講座

茶道体験

茶道体験

茶道体験

和菓子作り体験

和菓子作り体験

和菓子作り体験

陶芸体験

陶芸体験

陶芸体験

午後からはいよいよ体験講座です。
和菓子作り体験、茶道体験、陶芸体験の3つに分かれます。
どの講座も日本文化を体験できるように工夫がしてあり、また、生徒たちも何とかうまく説明しようと懸命に努力していました。
その後は再び協創ホールに集まって、本日の感想を両校の代表生徒が述べあい、明日の広島平和公園での活動予定の確認をして、閉会となりました。

協創中学 代表生徒感想

民權中學 代表生徒感想

民權中學の生徒へメッセージカードを贈りました

今日の交流会に向けて、約半年にわたり準備をしてきました。
この姉妹校提携がきっかけとなり、ひろしま協創中学と民權國民中學様との交流が、ますます盛んになればと思います。
そして日本と台湾の友好に寄与できればと願っています。
明日の平和記念公園での交流プログラムも、充実したものになればと思います。
民權中學の生徒のみなさん、先生方、本日はありがとうございました。