2024.05.16

中学 高校

2024年度 教員研修「ICT研修会」を行いました

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「課題解決する力」・「協創する力」・「社会参画する力」・「自己実現する力」という4つの力の定着を目指すには、質の高い教育を実現することが求められます。この実現に向けて、教員一人ひとりの能力と意欲の向上を図り、学校の教育力を高める人材を育成するための取り組みの一つとして、定期的に教員研修を実施しています。

ICT研修会

今年度、第2回全体研修では、校内のICT担当である吉川教諭から、デジタル採点システム「デジ楽採点」とJambordの後継となる「FigJam」の使い方についてレクチャーがありました。
「デジ楽採点」は、2020年より校内で利用してきましたが、昨年度バージョンアップされたことに伴い、このシステムの利便性が向上しており、教員の業務効率化と生徒対応の充実に向けたシステムの利用率向上が目的です。デジタル採点システムでは、採点の効率化をはじめ、採点の正確性や試験後の各種分析が容易で、生徒に瞬時に採点結果をフィードバックできることが最大のメリットです。定期試験のみならず、小テストや確認テストとの親和性が高く知識の定着度合いの確認には大変便利な機能が備わっているようです。また、アルファベットの大文字小文字の手書きの認識にも対応していることから全ての教科に対応した汎用性もあるようです。
後半は、デジタルインタラクティブホワイトボードとして長年利用されてきたジャムボードの後継である「FigJam」について紹介がありました。個人やチームがボード上での情報共有や協働的な学びをジャムセッションとして活用できるアプリケーションでした。
ひろしま協創中学校・高等学校では、新たなシステムや教育効果を高めるアプリケーションの活用により、教育の質の向上を目指しています。私たちがめざす教師像である「生徒の成長のために、共に学ぶ続ける先生」であるために、採点業務の効率化を図り、そのメリットを最大限に活かしていきたいと考えています。

ICT担当 吉川教諭