2024.04.24

中学 高校

2024年度 教員研修「第1回ルーブリック研修」を行いました

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「課題解決する力」・「協創する力」・「社会参画する力」・「自己実現する力」という4つの力の定着を目指すには、質の高い教育を実現することが求められます。この実現に向けて、教員一人ひとりの能力と意欲の向上を図り、学校の教育力を高める人材を育成するための取り組みの一つとして、定期的に教員研修を実施しています。

第1回ルーブリック研修

2024年度、第1回目の教職員研修を実施しました。講師にはルーブリックの権威である中山芳一先生をお招きしました。研修内容は今年度、特に重視しているルーブリックの活用です。本校のルーブリックは、「課題解決する力」・「協創する力」・「社会参画する力」・「自己実現する力」の「4つの力」を柱に構築されています。これまで利用してきたルーブリックをブラッシュアップし、これまで以上に活用することで教育効果の最大化を図ることが目的です。

本日の研修では、昨年度、授業内と授業外での「4つの力」を意識したそれぞれの取り組みを付箋に書いて出し合いました。教職員一人ひとりが感じた「4つの力」の活動を整理してみると、協創中高の強みと改善点が確認できました。私たちが取り組んできた活動を整理し、組み合わせることで新しいルーブリックを作成していく帰納法的な手法を取り入れました。最大の特徴は、中高生の代表が新しいルーブリックの作成に参画することです。テストのみでは評価できない定性的な観点を評価するために、協創中高に集う生徒と教職員が力を合わせ、新しいルーブリックの作成を目指しています。