新型コロナウイルスの影響が少なくなり、様々な国際交流イベントが実施可能になってきています。昨年度から再開した広島修道大学留学生を本校に迎えての交流会も、予定通り実施することができました。今年度は、５月３１日(水)に留学生19名と参加を希望した11名と茶道部の本校生徒が交流を行いました。

前半は留学生と参加希望生徒との交流です。いくつかのグループに分かれて交流を楽しみました。中学1年生から高校3年生まで幅広い範囲の生徒が参加しており、話題も様々でした。留学した理由や広島修道大学で何を学んでいるか、好きな食べ物やアニメ……。あっという間に1時間が経過していました。生徒は、「なかなかこのように自由に留学生と会話できる機会は少ないから、とても楽しかった」と話していました。

後半は茶道体験です。茶道部のお点前の後、留学生は実際に自分でお茶をたててみる体験をしました。その後は和やかに交流が行われました。「抹茶味はアイスやラテで知っていたけれど、本当の抹茶は初めてです」などと楽しそうな会話が弾んでいました。
「国際交流」と聞くと、つい「英語」と考えてしまいがちです。しかし、広島修道大学の留学生は様々な国からやってきています。母語・母国語も様々ですし、そもそも日本の大学に留学してきているので日本語を勉強しています。ですから、広島修道大学の留学生と交流する時は「日本語OK」が原則です。留学生と話すことでいろいろな国の文化に触れ、視野を広げ、新しい見方を得ていってほしいと考えています。
広島修道大学の留学生とのプログラムはこれからも続きます。ぜひ多くの生徒に参加してほしいと考えています。