2023.03.20

中学 高校

ブータンからの留学生ソジュン君、帰国の途へ

写真:ブータンからの留学生 ソジュン君(昼食後に生徒からのブータンについての質問に答えている様子)

3月11日(土)、ブータンからの留学生、ソジュン君が広島を離れて帰国の途につきました。

前日の12日はお別れのイベントが行われました。
まず、5時間目に校長先生にお別れのあいさつを行いました。
日本語の上達に校長先生も驚いていらっしゃいました。校長先生の「何が楽しかったですか」の問いには、バスケットボールのクラブが楽しかったとの答えでした。校長先生から本校の校章が刻印された木箱入りのUSBメモリがプレゼントされました。USBメモリの中にはソジュン君の写真が入っているそうです。

校長先生にお別れのあいさつ

お別れの会

放課後は、お別れの会が行われました。
関わりのあった生徒や先生方が集まって、思い出を語り合ったりして別れを惜しみました。
最後に集まった全員で記念撮影をしました。いつまでも名残惜しそうに語り合っているソジュン君と生徒たちの姿が印象的でした。

語り合っている様子

11日(土)は広島駅新幹線口で別れを惜しみました。
仲の良かった生徒や日本語ボランティアの先生がお別れに来てくれました。
また日本に来たいと思っているそうなので、その時にはぜひ学校にも遊びに来てくれるように伝えました。
改札から先は、AFSスタッフとホストファミリーだけの見送りとなりますので、私たちは改札の手前から、大きく手を振って去っていくソジュン君を見送りました。
この後、東京でプログラムに参加し、インドを経由してブータンに帰国するそうです。

コロナの影響でしばらく留学生の受け入れができませんでした。今回も7月からの約半年の留学生受け入れとなりました。ただ、次第にコロナの影響もなくなり、留学生を受け入れられる状況になってきていることはうれしい限りです。
また、本校はもともとが女子高だった影響か、共学化後も留学生はすべて女子でした。実はソジュン君は本校初の男子の留学生だったのです。
優秀で向上心のある生徒でした。将来の飛躍をお祈りいたします。

広島駅新幹線口までお見送りに集まった生徒

茶道の授業にて歴史を学ぶ

平和学習フィールドワークで観光客にインタビュー

高校2年生特進コースの授業に参加

中学生にブータンについてプレゼン