2022.04.21

中学 高校

2022年度 第1回教職員研修会を行いました

写真中央:講師の宮前氏

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「探究型学力」「協創する力」「社会参画する力」「自己実現する力」という4つの力を育てるためには、質の高い学校教育を実現することが求められます。この実現に向けて、教員一人ひとりの能力と意欲の向上を図り学校の教育力を高める人材を育成するための取り組みの一つとして、定期的に教員研修を実施しています。今回の研修では、教員のみではなく事務職員も参加いたしました。
今回は、株式会社メイツ中国の宮前道子氏を講師として「ビジネスマナー研修」をテーマに、グローカル・イノベーション・リーダーを育成する教職員としてビジネスマナーにおいても生徒の手本・見本となるために、ビジネスマナーの必要性を理解するとともにビジネスマナーにおける基本スキルを学びました。

今回の研修の中で、ビジネスマナーが「相手への思いやりの気持ちを態度や表情、言葉で表現するもの」であり、ビジネスマナーの重要性と社会人として求められるスキルについて説明がありました。また、好印象を与えるビジネスマナ-として第一印象が与える重要性(視覚情報(外見)・聴覚情報(声・話し方)・言語情報(話の内容))をそれぞれの情報が与える影響力が「視覚情報(55%)・聴覚情報(38%)・言語情報(7%)」であるという具体的な数字とともに紹介がありました。日常における立居振る舞い、挨拶、お辞儀、表情などを改めてふりかえる機会となりました。さらに、名刺交換の仕方についても実際に名刺と名刺入れを用いたロールプレイを通して実践しました。名刺交換は、初対面の人と顔を合わせたときに最初に行う挨拶です。名刺の扱い方によって相手の抱く印象が大きく変わります。相手との信頼関係を築くうえでも身につけておきたいマナーです。そして、電話対応においても電話の基本マナー、第一声のポイント、電話の受け方・かけ方の流れ、取り次ぎ・状況別対応について学びました。特に、第一声においては「笑声」を意識することを学びました。この「笑声」については電話対応のみではなく日常のあらゆる場面で大切となります。今回の研修を通じて学んだことを意識することで、明日からのより良い学校生活を迎えることができそうです。

今後もこのような研修を通して、修大協創の教職員は学び進化し続けていきます。そして、学校教育がより活性化していくことを目指します!