2021.09.30

中学 高校

第一回フィリピン協定校との文化交流

この度、フィリピンの協定校との文化交流をオンラインで開催いたしました。
中高合わせて、予想以上の18名の申し込みがあり、緊張と期待の面持ちで参加しました。最初にサンホセレコレトス大学附属中学高等学校主催の開会の祈りがあり、生徒は日頃見ることのない宗教儀式に目を輝かせて画面越しに参加していました。また、大学のマスパラ学長やアララス教務部長が歓迎の言葉や激励の言葉をくださいました。それを受けて、白岩校長が返礼をされました。 互いの学校紹介が生徒作成の動画により行われました。互いの校舎に興味を持ち、感嘆の声が上がっていました。その後、両校の生徒が知り合うために、ランダムで選ばれた生徒が質問に答えるレクレーションが行われました。いつ当たるか分からないので、生徒たちは緊張の面持ちで画面に食い入っていました。一生懸命考えたり、周りから手伝ってもらったりして、汗をかきながら一生懸命答えていました。全員答えることができ、一同安堵と満足の表情を浮かべていました。 サンホセレコレトス大学附属中高の生徒の方々から踊りや歌を披露していただきました。そのパフォーマンスの質の高さに生徒は舌を巻いていました。 もっと互いに知り合えたら良かったのですが、時間となり、1回目は終了となりました。参加した生徒からは満足の声が聞こえました。次回は2ヶ月後に実施します。


参加した生徒の感想

課外活動から気づいたことや学んだことは何ですか?
  • このプログラムに参加して、去年からの自分の成長を実感しました。それが一番実感できたのは、英語での自己紹介(質問に答える)です。昨年はフィリピンオンライン留学に参加しましたが、質問の内容も分からず、通訳さんを通さないと現地の人と会話が出来ないほど英語ができませんでした。しかし、今回は質問内容を自力で和訳でき、文を組み立てて話すことができました。今回、この一年で、和訳する力と英語を話す力がついた実感を得られました。 しかし、話す文章を担当の先生に確認してしまうので、次回は自分で完璧に文を組み立てれるようにしたいです。 また、今回初めてチャットを活用することを学びました。同級生がチャットを活用していろいろ話していたことに感動しました。次回は今回よりもチャットを上手く活用したいと思いました。(中学2年生 田中)
  • フィリピンと日本の文化の違いも色々と学べました。自分は元々人見知りで誰に対しても話しにくかったけど、このフィリピンの文化交流ではそういうのを気にせず交流できたと思います。質問に答える場面で若干曖昧だったけれど先生のサポートもあってなんとか乗り越えることができました。その時はとても緊張したけど終わると安心感に満ち溢れました。このイベントに参加して第一に思ったことは「参加してよかったな」ということです。基本的英会話以外で外国人の方々と交流することが少なかったけれど、少しでもこう言った場面が増えたことによって何かが変わった気がします。自分の課題としては相手の言っていることは若干わかるけれど返し方が危ういので練習したいと思いました。このイベントに参加するのは初めてだったけれどとても面白く感じられたので他の人におすすめしたいと思いました。次回も参加したいと思います。(中学3年生 山藤)
  • 他の国の人に自分たちの学校や文化を紹介する、ということは、自分たちの学校や文化について理解している必要がある、ということでもあった。普段なかなか日本の文化とか学校の特色について意識はしないけど、言葉も文化も違う人たちに伝えるとなると、見つめ直す部分があった。学校で習った英語の知識も活用できたのでよかった。同時にまだまだ足りない部分もあった。そして、人前で話したりすることに対して、慣れもあるかもしれないけどフィリピンの生徒たちの態度に驚いた。言葉が違うだけでなく、態度の面でも差を感じた。(高校1年生 川原)
この活動を、今後どう活かしていきますか?それはなぜですか?
  • 現地のネイティブな人の英語を聞いて、英検などに活かしたいです。なぜなら、私はリスニングが苦手だからです。こういった活動でネイティブな英語を聞き慣れておくことで、リスニングの音声にも適応出来ると思います。 さらにこの指止まれプロジェクトに参加する事で積極性を養いたいです。なぜなら、友達に流されないことは大事なことだからです。友達がやるから自分もやるのではなく、自分の意思を持って行動することで、本当に自分がやりたいことに出会うことが出来ると思いました。なので、こういったプログラムで積極性を養いたいです。(中学2年生 田中)
  • 私は今回の活動を活かして、海外の人と交流する機会を増やしたいです。なぜなら、今回の活動から、フィリピンの人たちの行動力の高さやなんとか話そうとする態度を感じたからです。私は、そのような姿を見て、以前より少し話しかけることに対し、抵抗が少なくなりました。 既に一度、挨拶をしてくれた海外の人に話しかけることができました。この経験を活かし、自分の視野を広げていきたいと思います。(中学3年生 平本)
  • この活動を活かして、コミュニケーション能力を伸ばしていきたいと思います。なぜなら母国語である日本語でもきちんとしたコミュニケーションがとれない場面もあり、その上英語の場合もっとあります。これからの社会、英語が必須となってくると思います。日本語英語関係なくこの活動ではコミュニケーション能力が自然と向上すると思いました。日頃の英語の授業でもテストのリスニングでもこの活動により活かせると思ったのでこの活動を振り返り、生活していこうと思います。(中学3年生 山藤)
  • 英語力を高めたい。純粋に他の国の言葉が喋れるようになりたいという単純な気持ちもあるけど、自分が言いたいことは頭にあるのに微妙な意味の違いとかを表現できない、という場面が今回あって、とても悔しかったから。普段から英語は好きだけど今回の経験をより強いモチベーションに繋げたい。態度の面でも、人前で自分について話すことに対して、慣れも含めて向こうの生徒とすごく差を見せられたので、負けていられないなと思った。(高校1年生 川原)

参加者みんなの顔が映し出されます

中学生 ランダムに質問されるので、緊張の面持ち

中学生 外国語科の先生が優しくサポートしてくれます

高校生 いろいろ話したくてたまらないようです

高校生 質問されて緊張しながらも楽しんでいます

最後にバーチャル集合写真撮影