2021.02.16

学修 担当:平岡

人生の最後には

2年生修大コースキャリアデザインの授業では、この1年間、人の一生に関わる様々な事柄について学び、考え、クラスメイトと意見を交換してきました。 今日は「人生の最後について、人を弔うことについて」をテーマに映画「おくりびと」を鑑賞しました。 コロナ禍の影響を受け、最近ではお葬式が簡素化している傾向にあります。そのような中、改めて弔うことの意味について、一人一人が真剣に考えました。鑑賞した後には、「普段は死や弔うことについて考えることはないが、人生の最後にその人の生き様が表れるのではないかと感じた。」「お葬式は、死者に対しての感謝を告げる為に行われるものだと思う。悲しみももちろんあるけれど、感謝と尊敬を心で伝える場だと考える。」「お葬式は、亡くなった方と関わった人ができる最後の行事。その人に対して今までの感謝の気持ちを込めて見送りたい 。それと同時に、これまでの思い出を振り返り、別れる心の準備をするための場でもあるので、大切な儀式であると思う。」「亡くなった方が安らかに休んでくれるように願うために、弔いをするのだと思った。また、亡くなった方も、家族や友人が集まっていると安心することができるのかもしれないと思った。」など、映画を通して感じたことや、自分の実体験を踏まえて様々な意見を出してくれました。重いテーマでしたが、死や別れについて考えることで、今当たり前に生きていることや、周りで支えてくれている人の大切さにも目を向けることが できたのではないかと思います。