2019.11.14カルチャーハイキング

「ONE to ONE」のコミュニケーションから学ぶ

11月9日土曜日、気持ちいい秋晴れの中、カルチャーハイキングに行ってきました。

カルチャーハイキングとは、広島修道大学の留学生との交流をとおしてコミュニケーションを深め国際理解を図ることを目的とした中高大連携事業の一つです。今年で3年目となるカルチャーハイキングへの参加希望者は年々増加しています。
ONE to ONEが基本となるこの活動では生徒と留学生がバディを組み、1日一緒に活動することで濃密な時間が過ぎていきます。日本語はもちろん、英語・中国語・韓国語が飛び交う国際色豊かな活動に魅力を感じる生徒が多いようです。特に往復のバスの中での隣席どおしとなるONE to ONEの時間はコミュニケーションを深める絶好の機会となったようです。

今年度は、本校生徒19名(中学生3名、高校生16名)、広島修道大学の留学生18名 計37名で平田観光農園に伺わせていただきました。
まずはリンゴの缶詰作り体験です。係の方の指示をしっかり聞いている生徒に対し、留学生たちは先に作業を始めていたり、持参したミカンを配っていたり。留学生たちの自由さに面食らっている生徒もいましたが、これも一つの異文化体験なのでは、と思いました。

昼食はみんなでBBQです。留学生たちが率先してお肉を焼いてくれていました。自由なだけではなく、周囲への気遣いも見せてくれた留学生たちに対し、最初は食べるばかりだった生徒たちも徐々に打ち解けて、お互いに気遣えるようになっていきました。
最後はブドウ狩り。少しでも大きくてたくさん粒がなっているものを見つけようと、みんな真剣でした。この頃になると、前から知り合いだったの?というくらい仲良くなっているペアもありました。お互いの国での生活のこと、将来のこと、趣味のことなど、話は弾んだようです。

1日留学生と活動する中で、自分たちとは異なる、留学生たちの考え方や行動に触れることができ、さまざまな発見があったようです。このような活動を通して、コミュニケーションに対する積極的な姿勢が大事なんだな、と改めて気づくことができました。

平田観光農園にて缶詰作り体験

平田観光農園にて缶詰作り体験

BBQ

BBQ

ブドウ狩り

ブドウ狩り