修大生の声卒業生の声

法学部 国際政治学科(※2018年度より、国際コミュニティ学部国際政治学科へ)

すべての経験が自分の発信に深みを持たせる

2002年卒業
株式会社中国新聞社 三次支局

小山 顕(こやま あきら)さん

国際感覚と語学力を身につけ報道の世界へ

修大在学中の短期留学をきっかけにコミュニケーションツールである英語をもっと学びたいと、卒業後は広島外語専門学校に入学。その後中国新聞社へ入社し、事件事故や行政、地域の話題などを幅広く扱う報道部やスポーツを担当する運動部、スポーツ面の紙面編集を経て、2020年3月より三次支局に勤務。

グローバルな視点を持てるようになった大学生活

4年間のゼミで国際問題に触れる

修大法学部では1年生の時からゼミがあり、私は4年間同じゼミを選択して国際機構や国際関係の諸問題について学びました。例えば、諸外国の代表の立場となってディベートする「模擬国連」では、各国の動きを先読みするなど貴重な経験となりました。新聞社での仕事をする上で外交のニュースに触れた時には、それらを発信する立場としてまず自分自身が理解するための基礎知識があって良かったと感じています。また、4年間同じ先生のもとで学ぶことができたので、疑問に思ったことをすぐ聞ける環境がとても心強かったです。在学中に先生からたくさんの知識を授けていただいたことを感謝しています。

進路選択の幅を広げた海外留学

2年生の冬に6週間のニュージーランド留学を経験しました。現地のスクールでは留学生のための語学プログラムに参加しましたが、生活のベースはホームステイしていた現地の家庭。短期間でしたが、ニュージーランドの家庭で寝起きし、一緒に食卓を囲み、休日を過ごしました。普段の日常生活に家族として迎え入れてもらったからこそ、海外の生活文化に触れることができ、また外国から見た日本の印象や、ニュージーランド人の国際社会に対する本音も聞くことができました。そして、もっと国際政治における諸外国の立場や外交に関する見解を知りたいと思うようになり、それらの情報が記された海外の文献を読むための英語力の必要性を強く感じました。

時間に余裕のある学生生活だからこそチャレンジを

私自身もそうでしたが、大学入学時に進路決定ができていなくても、色々な経験ができる大学生活を大切に過ごして、やりたいことを見つけることができれば良いと思います。そのためには、世の中の出来事を知ること。私は留学を経験して英語の大切さと、「日本から見る世界」と「諸外国から見る世界」では異なる考え方がたくさんあることを知りました。時間に余裕のある大学生だからこそ、興味のあることにチャレンジできます。修大にはさまざまなサポート制度があるので、留学はもちろん、パソコン関係の資格取得やボランティア活動などを通して、自分を磨いてください。