修大生の声卒業生の声

商学部 国際商学科(※2007年度より、商学科に学科名称変更)

カープで働く夢を叶えるための4年間

2004年卒業
株式会社広島東洋カープ 試合管理部課長 兼 営業部スポンサー営業課長

木村 勇貴(きむら ゆうき)さん

かけがえのない仲間と経験が宝物

幼い頃から憧れ続けたカープ関連の仕事に就きたいと、地元の島根県からカープの本拠地がある広島の修大へ。在学中の思い出は「仲間たちと過ごした時間すべて」というほど、旅行やアルバイトを通じてかけがえのない時間を過ごす。卒業と同時に株式会社広島東洋カープへ入社し、経理部、海外育成課、入場券部、商品販売部を経て、2年前から試合管理部・営業部の課長に就任。

社会に出て輝く、人との繋がりを育む

カープで働きたくて広島へ

カープで働きたくて広島へ

島根県の小さな町で生まれ育ったのですが、父親の仕事の都合で広島に来る機会がたくさんありました。そこで出会ったのが、広島東洋カープです。このカープで働くという夢を叶えるため、地元の高校を卒業後に修大へ進学しました。広島東洋カープの本拠地があるこの広島で私立大学として最大級の規模を誇る修大を選んだことが、自分の夢を叶える大きな一歩になったことは間違いありません。就職活動時には球団で働く修大の卒業生を訪問し、アドバイスや仕事内容に関する情報をいただきました。卒業生が多く、様々な業界で活躍されているため、OBOG訪問がしやすく、夢に向かって全力で進むための素晴らしい環境が整っていました。

磨いたコミュニケーション能力を海外でも活かす

磨いたコミュニケーション能力を海外でも活かす

入学式の日に「とにかくたくさんの人と関わり、様々な経験をしよう」と心に決めたことをよく覚えています。まだ誰がどの学部かも分からない状況で色々な人に声をかけ、4年間を一緒に過ごす友達をたくさん作りました。勉学に励む一方で「まるでカープ」という草野球チームを作り、野球を楽しみながら、広島市民球場でのアルバイトにも力を入れました。また、長期休暇になると仲間と沖縄無人島巡りや北海道一周などに出かけ、色々な場所で多くの人と関わりを持ちました。
広島東洋カープに入社して3年経った頃、海外育成課に異動となり、ドミニカカープアカデミーの担当になりました。言葉も文化も、これまでの経験さえも通用しない異国で、辞書片手にサッカーボールを蹴りながら、学生時代に身につけた〝誰とでもすぐに打ち解けられる〟能力を発揮して、野球に打ち込む若鯉たちと意思疎通することができました。

 

 

商学部で流通の基礎を学ぶ

商学部で流通の基礎を学ぶ

商学部では「流通マーケティングコース」を履修。ゼミは証券等金融関係を学べるゼミに所属しましたが、卒業論文のテーマは、化粧品を扱う実家の家業について理解を深めたいと思い「化粧品の流通」をテーマに取り組みました。広島東洋カープに入社してからは、経理部を経て、商品販売部や現在の営業部で、商学に関する分野に携わることが多くあります。例えば、商品開発部では、他の球団にはない面白グッズの開発に取り組んでいました。先生方の教えや授業で学んだことを糧にこれからも球団の発展に貢献したいと思います。現在の営業職でもスポンサーや広告代理店との会話で、〝修大〟 というキーワードが度々登場します。地域に根差した大学だからこそ、卒業後のつながりが多くあると感じています。