修大生の声卒業生の声

法学部 法律学科

公務員試験合格を目指して仲間と切磋琢磨

2011年卒業
広島市役所 環境局

大谷 亮輔(おおたに りょうすけ)さん

大学の制度を活用して目標を達成

広島県内の大学で法律を学びたいと考え修大法学部へ進学。授業後に学内で受講できる「公務員試験対策講座」に2年生から参加し、公務員試験に向けての受験勉強を計画的に始める。4年生の時に希望する公務員試験に合格。卒業後は広島市役所に入庁し、現在は環境局で行政事務に従事している。

学ぶことを楽しいと思い続けられた4年間

法律を学びたいと修大法学部へ

高校では社会系の科目が得意で、なかでも公民の授業が好きでした。社会の仕組みをもっと理解した上で、法律に関する仕事がしたいと思い、法学部への進学を決めました。修大に入学してからは、私たちの暮らしと密接な法律を知れば知るほど、より学びたいと思うようになりました。また、学びを深めていくうちに法律の知識を生かせる職業は法曹界だけではないと知り、公務員試験に挑戦することを決めました。2年生と3年生の時に大学内で受講できる公務員試験対策講座に参加。この講座で出会った仲間と切磋琢磨しながら過ごした3年間はかけがえのない時間となりました。

第一希望の地方上級公務員試験に合格

4年生になり約10種の公務員試験を受験しました。内定をいくつかいただき、自分の街に関わる仕事がしたいという思いから広島市役所に入庁しました。日頃の勉強に加えて公務員試験の勉強に取り組むことは大変でしたが、出題範囲でもある民法や憲法は高校生の頃から学びたい分野だったので、とても楽しく勉強ができました。現在は広島市役所の環境局で清掃施設に関する調査、計画等の仕事をしています。法律や条例に沿ってすすめる仕事があり、大学時代の勉強が役に立っていると感じています。

ゼミで学んだことを仕事に活かす

4年生の時には、相続や婚姻といった民法・家族法を専攻するゼミに所属。ディスカッション形式の授業では、相手の話をよく聞くこと、自分の見解を正しく伝えること、議論の着地点を見つけること、この3つのポイントを重視し、先生から出されたテーマについて仲間と議論を重ねました。異なる意見をひとつひとつ理解し、最終的な着地点を見つけていくという経験は、市民の様々な意見を調整する市役所での仕事にとても役立っています。これからも修大で身につけた3つのポイントを忘れることなく、市民目線で生活に寄り添う職員でありたいと思います。