2021.10.20

中学 高校

2021年度 第7回教職員研修会を行いました

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「探究型学力」「協創する力」「社会参画する力」「自己実現する力」という4つの力を育てるためには、質の高い学校教育を実現することが求められます。そのための取り組みの一つとして本校では定期的な教職員研修会を実施しています。
この研修会において、現在主に取り組んでいるテーマがルーブリックの作成および活用についてです。学校ルーブリック(協創ルーブリック)では、教育目標である4つの力を日々の教育活動の中で意識できるように、4つの力に対するさまざまな到達度を示す基準を作成しました。そして、それを各教科としての本質的・汎用的な資質・能力として捉えた基準である教科ルーブリックを作成しました。

今回の研修では、コアネット教育総合研究所の松原和之所長を講師として「協創ルーブリックの活用に向けて」をテーマに評価についての講義・ワークショップを実施しました。学習指導要領の改訂とそれに伴う学校評価について、さらにルーブリックをどのように観点別評価へ応用していくかについて講義されました。そして、その観点別評価を行うために必要となる生徒の自己評価力(メタ認知力)を高めるための取り組みについて各教科にてワークショップを実施しました。それぞれの教科において生徒のメタ認知⼒を高めるためには何をすればよいかについて具体的なアイデアが検討されていました。今後はこのような取り組みを計画的に⾏えるようにするためのカリキュラム・マネジメントを描いていく予定です。
今後もこの研修会を通して、修大協創の教職員は学び進化し続けていきます。そして、学校教育がより活性化していくことを目指します!