修大生の声在校生の声

人文学部 英語英文学科 4年

心を豊かにしてくれるボランティア活動

広島県・比治山女子高校出身

高尾 紗弥(たかお さや)さん

心を豊かにしてくれるボランティア活動

自分が楽しんで参加すること

1年次の夏からボランティア活動を積極的に行い、その内容は演奏会の会場スタッフから福祉関係の行事、親子が参加するイベントのサポートなど多岐に渡る。直感的に興味を持ったイベントに参加し、自分自身も楽しむのが高尾さん流。ボランティアに参加することによって新たな自分が発見でき、考え方が豊かになると考えている。

自分の将来の可能性を広げるきっかけに

まずは興味があるものに参加してみる

昨年の夏から冬にかけて8つのボランティアに参加しました。福祉関係の仕事をしている母や積極的にボランティア活動をしていた姉の影響もあって、高校生の頃からボランティアに興味がありました。夏休みの時間を利用して、入学当初から気になっていた「ひろしま未来協創センター」の「ピア・カウンター」へ足を運んでみたことがきっかけになりました。「ピア・カウンター」には、ボランティア活動に関する情報がたくさん集まっているので、参加してみたい!と思えるボランティアを見つけることができます。興味や関心に沿って申し込み、参加することをサポートしてくれる場所です。

「お手伝い」ではなく「参加者」として

演奏会やリンゴ狩り、スポーツなど、自分の興味にあう様々なイベントに参加しました。結果的に福祉関係のイベントに参加することが多くなりましたが、どれもボランティアとして「サポートする」というより、イベントを運営するスタッフの一員として「参加して楽しむ」という感覚だったことは自分の中でも新しい発見でした。また、アンテナを張って常に周りの状況を把握することの大切さにも気づくようになりました。決して最初からそう思えたわけではありませんが、今はこの考えのもとボランティアに参加をしています。

新しい自分を発見させてくれる場所

私は英語英文学科なので、以前は英語に関する仕事しか考えていませんでしたが、それが結果的に自分の将来の可能性を狭めてしまっていたことにも気がつきました。様々なイベントに参加していくなかで、福祉関係の仕事にも興味を持つようになったのも、これらの活動を経験したからこそです。ボランティアは自分を見つめ直し、豊かな心を持って新しい自分を発見させてくれる機会だとも思っています。まだ夢や目標ははっきりしていませんが、これからもボランティアに積極的に参加し、自分自身の可能性を広げていくとともに、自分が何に興味があるのかを探っていこうと思います。