名誉学園長について

【浅野家と修道学園の繋がり】

修道学園は1725(享保10)年、広島藩5代藩主・浅野吉長(よしなが)が創始した「講学所」を起源としています。「修道」の校名は、7代藩主・浅野重晟(しげあきら)が開設した「学問所」を1870(明治3)年に、12代藩主・浅野長勲(ながこと)が「修道館」と称した時に始まりました。廃藩置県により藩校「修道館」が廃止された後も、私財を投じて「浅野学校」を設立するなど、浅野長勲は広島の教育に大きな功績を残しました。現在の修道中学校・修道高等学校の校地も、1931(昭和6)年にこの浅野長勲から寄付されたものです。
また浅野長勲の弟、浅野養長(やすなが)は1927(昭和2)年から1941(昭和16)年まで、学校法人修道学園の前身である財団法人修道中学校の名誉総理を務めました。その後、浅野家第16代当主の浅野長武(ながたけ)が名誉総理を引き継ぎ、1944(昭和19)年から1945(昭和20)年にかけては理事長を務めるなど、浅野家は修道学園とは深い繋がりがあります。

【名誉学園長】

このように修道学園の発展に多大な寄与をした浅野家の第18代目である浅野長孝(ながたか)氏を、2010(平成22)年より本学園の名誉学園長としています。 名誉学園長は、修道学園の象徴的存在とし、本学園の経営等に関する責任及び権限は保有していません。 名誉学園長は、本学園の広報等に関する活動、本学園及びその設置学校の記念式典等各種行事への出席及び本学園に係わる講演会、研究会等に関すること等を行います。

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