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ヴァーツラフ・ハヴェルのベンチ除幕式を挙行しました

12月7日、チェコ共和国大使館のマルチン・トムチョ駐日大使をお招きし、「ヴァーツラフ・ハヴェルのベンチ(以下、「ハヴェルのベンチ」)」除幕式及び講演会を執り行いました。

「ハヴェルのベンチ」は、チェコスロヴァキアの民主化を主導したヴァーツラフ・ハヴェル初代チェコ共和国大統領の遺徳を偲ぶもので、会合や議論、考察を促す空間を生み出す芸術プロジェクトです。これまで、チェコ国内をはじめとする世界の都市、著名な大学などに設置されており、このたびアジアで初めて、本学図書館前広場に設置されました。

除幕式には、湯崎英彦 広島県知事、松井一實 広島市長、外務省 宇山秀樹 欧州局長にお越しいただき、祝辞をいただきました。また、本プロジェクトを推進する「VIZE97財団」理事長でハヴェル氏の未亡人ダグマル・ハヴロヴァー氏は、新型コロナウイルス感染症の影響によりご出席は叶いませんでしたので、メッセージのみいただきました。
講演会では、東京外国語大学より篠原琢教授、ダニエラ立古講師にお越しいただき、ヴァーツラフ・ハヴェル氏について、並びに、ビロード革命についてご講演いただきました。

今後、「ハヴェルのベンチ」に学生が集い、議論、考察を深める空間や憩いの場になること、そして、チェコ共和国との交流を深めるきっかけとなることを期待します。