2021.11.12

学修 担当:竹田

和英辞典の見出し語の総数の推定

中学3年生数学の標本調査の利用として、和英辞典の見出し語の推計を行いました。「英和辞典の1616ページの中に赤字の単語は何個あるでしょう。」という問題です。 標本は無作為に抽出しなければならないので、エクセルシートの関数(randbetween)を使い、1から1616までの範囲で乱数を発生させ、10個のページ数を選び、赤字の単語を数えました。
本当は4500語なのに、推定した語数は6787語になりました。
「差が大きすぎる」なぜだろう。
「たまたまじゃないの」と生徒の声。
「じゃあ、どうしたらいい?」
「調べるページ数を増やせばいい。」
「では20ページでやってみよう。」
標本の大きさを大きくすればよいことに気付いたようです。うまくいかないときも「なぜだろう」と考えることは大切です。データを処理する手法を学んで、様々な場面で生かしてほしいものです。