2021.10.18

中学 高校

学校創立80周年記念式典を挙行しました

式辞 林理事長

10月17日(日)、本校協創ホールにて学校創立80周年記念式典が挙行されました。生徒は全員が登校。来賓の方々、教職員と共に80周年の節目を迎えることになりました。
林理事長先生は式辞の中で学校開校から今日までの歴史について振り返り、これまで学校を支えてきた教職員と学校内外の関係者の方々に対し感謝の言葉を述べられました。また、「報恩感謝・実践」の建学の精神は開校当時からあるもので、進化する社会にあっても「不易流行」を鑑みながら本校が益々発展することを支えていきたいと述べられました。私からも同様に、開校から鈴峯学園、修道学園と変遷していくなかで、ときどきの理事長や教職員のみなさまのご尽力、同窓生のみなさまのご活躍、保護者のみなさまと地域のみなさまのご理解とご支援に謝辞を述べました。そして、本校の現状に触れながら、2つの柱(建学の精神と教育目標)に基づいて100年目、200年目を迎えられるよう、教職員・生徒のみなさん、保護者のみなさまが共に「協創」していきましょうと挨拶しました。さらに、広島修道大学・三上学長先生からは主に生徒に向けて言葉をいただきました。「100年の節目を迎える20年後、社会でさまざまに活躍する人がいるでしょう。その時、この協創中高が自分の母校であることを誇りに思い、振り返って欲しい」と本校の更なる発展を願い、80周年を祝してお言葉をいただきました。

津田雄一先生によるリモート講演

その後、記念講演が行われました。講師は、はやぶさ2のプロジェクトマネージャーであるJAXA宇宙科学研究所教授の津田雄一先生。本来であれば直接ご講演いただく予定でしたが、コロナ禍のためリモートによる講演会になり、来賓は協創ホールで、生徒は各教室で視聴しました。「成功の扉をひらくために」と題しての1時間30分のお話でしたが、科学的な資料や臨場感あふれる映像に基づいた津田先生の優しくも説得力のあるお言葉によって、はやぶさ2のプロジェクトがいかに凄かったか、成功に向けてチームはどうあるべきかについて知ることができました。「小さな興味を育てていけば、それが夢に繋がっていく」こと、「『好奇心+縁』が夢を叶えていく」こと、「プロジェクト達成には、チームの結束力が必要である」ことなど、たくさんのことを学びました。津田先生、本当にありがとうございました。 式終了後、関係者で旧校舎から移築した茶室「和松庵」のお披露目をし、80周年記念式典のすべてを終了しました。

広島修道大学ひろしま協創中学校・高等学校 校長 白岩博明

中学校 生徒からの質問

高校 生徒からの質問

高校 生徒自治会 会長から挨拶

和松庵にて来賓の方に生徒による呈茶