2021.09.15

中学 高校

2021年度 第5回教職員研修会を行いました

本校の教育目標であるグローカル・イノベーション・リーダーの育成に向けた「探究型学力」「協創する力」「社会参画する力」「自己実現する力」という4つの力を育てるためには、質の高い学校教育を実現することが求められます。この実現に向けて、教職員一人ひとりの能力と意欲の向上を図り学校の教育力を高める人材を育成するための取り組みの一つとして、定期的に教職員研修会を実施しています。

今回は、コアネット教育総合研究所の松原和之所長を講師として「ルーブリックの完成度を上げる」をテーマに、「協創ルーブリック(学校ルーブリック)」と「教科ルーブリック」の共有と確認を講義・ワークショップ形式にて実施しました。「協創ルーブリック」については、ルーブリック検討委員会を立ち上げて各教科の先生方が集まり検討を進めてきました。「教科ルーブリック」についても各教科にて夏休みを活用し、検討を進めてきました。今回の研修では、そのように仕上げたルーブリックを全教職員にて議論・吟味して改善しました。

このルーブリックによって、生徒それぞれがどのレベルまで達すればどのような評価がされるのかが可視化されるため、活動の方向性が明確になります。仮に活動がうまくいかなかった時も、自分に足りないものが何なのかをルーブリックを確認することで生徒自身が把握できます。また、授業を通して教員が伝えたいものや想いを生徒と共有できるので、授業内容がよりわかりやすくなります。

今後は研修会を通じて、「協創ルーブリック」「教科ルーブリック」の活用に取り組んでいく予定です。ルーブリックを活用することで教職員と生徒が目的や到達レベルを共有することができ、学校教育がより活性化することが期待されます!