本日より、今年度の授業が本格的に始まりました。その中で、今年度から本校で導入されている新しい教育プログラム、GCPが早速1限目から実施されました。

GCPとはGlobal Competence Programの略称で、直訳すると「国際的な能力・資質を育成するプログラム」となります。具体的には、地域社会、グローバル社会、そして異文化にかかわる問題を考察し、他者の視点や世界観を理解し、その価値を認め、異文化の人々とオープンに適切かつ効果的なコミュニケーションをとり、共同体としてグローバル社会の繁栄と持続可能な発展のために行動を起こす能力を身につけるためのプログラムです。

本校ではまず、自分のことを知り、自分の周囲のことを知り、そして地域のこと、自分の住んでいる国のこと...と、視点を身近な範囲から少しずつ広げていき、最終的には地球規模で社会のことを考え、行動できる生徒の育成を目指しています。

授業は外国人講師によるオールイングリッシュで行われ、生徒たちもこの時間は英語しか使うことができません。生徒たちは最初、とても緊張していたようですが、ネイティブの先生への問いかけにもしっかり反応し、言語の壁に悩みながらも楽しんで授業を受けることができたようです。

今年度は中学1・2年生、そして高校1・2年生がこのプログラムを受講します。本校が目指すグローカルイノベーションリーダーの育成に向け、また一つ大きなプロジェクトが始動しました。