特進コース１年生対象の「弁護士の先生による講演会」が開催されました。 この講演会は、２年生からの文理選択を考える上で一助になるように毎年開かれているものです。講師としてお迎えしたのは、秦 洋二郎 先生です。 講演テーマは「弁護士の仕事に携わって」ということで、ご自分のプロフィール紹介（どうして弁護士になったかを含めて）から始まり、実際になってみて感じたやりがい（具体的な民事事例や刑事事例を挙げながら）など、弁護士という職業の魅力について面白エピソードを交えながら語っていただきました。若者への熱いメッセージが随所にちりばめられた講演会でした。 事後のアンケートには、「弁護士という職業へのイメージがガラッと変わりました。」「なかなか聞けないような弁護士のぶっちゃけ話を聞くことができてとても新鮮だった。」など、弁護士に対する印象の変化について書いているものや、「『多数決が必ずしも平等ではない』という見方を習得できた。」「『自己が利益を得るときは他者が不利益を被ることがある』ということを頭に置いて物事を考えようと思いました。」など、自分の見方・考え方のスキルアップにつながったことを書いているものがありました。極め付きは、「今日の話を聞いて、弁護士という職業にとても興味がわきました。私、弁護士になります！」と宣言しているものがあり、生徒たちにとってとても有益な時間になったようです。 また、「確実に有罪のとき、『弁護する意味があるのか』と思いますか。」とか、「どんなに犯罪者が悪くても、無罪にしようとしますか。」など、鋭い質問が書かれているアンケートもあり、後日それを秦先生に送ったところ、すべての質問に対して一つひとつ丁寧に答えたものを送り返してくださり、生徒たちはとても感動していました。

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日時：９月１８日（金）16：10～17：10（60分間）
演目：「弁護士の仕事に携わって」～面白エピソードを交えながら、弁護士という職業の魅力を語る～
場所：Ｅ‐Ｒｏｏｍ
講師：弁護士（海事補佐人）　秦 洋二郎 先生
所属：秦法律事務所