2019.12.10

中学 高校

2学期教職員研修 「SDG s2030カードゲーム」

2015年、国連サミットにおいて全会一致で採択された2030年を年限とする17の開発目標「SDGs」について理解を深めることを目的に教職員研修会を実施しました。昨今、メディアでもよく取り上げられる「SDGs」ですが、イタリアでの認知度90%超に対して日本での認知度は10数%で、その理念や活動が広く理解されていないのが現状です。2016年5月の伊勢志摩サミットでは国内外の実施にコミットするステートメントが発表されました。2018年度は「SDGs実装元年」、続いて2019年度は「SDGs経営元年」と して、その取り組みが大きく前進しました。また、2019年夏、大阪で開催されたG20サミットで国内実施・国際協力の両面においてSDGsを推進することが発表され、取り組みへの機運がようやく盛り上がってきました。

12月9日(月)に実施した第2学期教職員研修では、カードゲーム「2030 SDGs」を使って、世の中の変化や可能性を体験的に理解しました。さまざまな価値観をもった人たちが集いプロジェクトの遂行とそれに伴う世界の状況の変化が刻々と変わる中で、多面的に物事を捉えながら「誰一人取り残されない」持続可能な多様性と包摂性のある社会の実現に向けて考える実り多い、貴重な時間となりました。
広島修道大学ひろしま協創中学校・高等学校では、各種教育活動において一層の普及と啓発活動に努め、2030年までにSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて学校内外でその活動を展開してまいります。

講師:横山三樹生 先生( HIT LAB 代表 SDG sカードゲーム公認ファシリテーター)

最後に、「校長室の扉」羅針盤Vol.18では、朝日新聞の「私の視点」に寄せられた、国連副事務総長アミーナ・モハメッド氏の「SDGs 我々に包摂性を高めよう」が紹介されています。