学校単位では広島県初となる「ザ・ヤングアメリカンズ」を開催しました。ザ・ヤングアメリカンズとは外国人キャストさんと本校生徒が音楽とダンスを通してコラボする取り組みです。ワークショップでは、42名のキャストさんと350名の中学生・高校1年生が協力して1つの作品を創り上げていきます。最初は不安な様子を浮かべていた生徒たちですが、リズムの良い曲と激しいダンスでその表情は時間とともに変化していき、一体感がでてきました。生徒がエネルギーを発しながら、自分の可能性を確認したり、多様な表現方法を体験できるのが、ザ・ヤングアメリカンズの醍醐味です。自分の価値観や固定観念を破り、キャストさんとのコミニュケーションや仲間との協働作業を通じて、新たな自分を感じた生徒は多かったのではないでしょうか。今回、参加したキャストは、厳しいオーディションを経て選ばれた17歳から25歳までの若者です。ダンスや歌声はもちろんのこと、1つの作品を創り上げるという目標に向かって生徒を導く卓越した技術とチームワークも素晴らしいものがありました。

　42名のキャストは、その日の夜、生徒宅にホームステイをしました。各家庭のおもてなしで交流を深めたようです。